今日のこの1品。
DAISOのカラビナです。
カラビナって、わたしにとっては言いたくなる言葉シリーズの中のひとつでして、そもそも何語だよ?と思っていたのですがどうやらドイツ語のようです。
ダンケシェーンダンケシェーン。
ちなみにほかの言いたくなるシリーズで言うと、ヒエラルキーとかドッペルゲンガーとか、ドルゴルスレンダグワドルジ、などがあります。
言葉として面白くてなんか発したくなるシリーズなんですけど、どうでも良いこと山の如しですね。
つーか。
どうでもいいことと思って片付けようと思いましたけれども。
もしやと思ってちょっと調べてみましたら、どうやらドッペルゲンガーもヒエラルキーもドイツ語ですよ?
ドルゴルスレンダグワドルジは朝青龍の本名ですのでモンゴルでしょうけど、どうやらドイツ語ってなんだか個人的に気になる響きが多いのかもしれません。
ちなみに、アドレナリン、アレルギー、カフェイン、メスシリンダー、プレパラート、アイネクライネナハトムジーク、なんかもドイツ語のようで、後半3つも非常に発したくなるシリーズだったことを思い出しました。
そんなわけで、カラビナ。
カラビナというのはもともと銃を引っかけるものだったようで、カービン銃を引っかけるということから語源が来ているようですよ。
カービン銃がkarabinerと書くようなのでそのまま読んで、カ・ラ・ビ・ナーって感じでしょうか。
登山で使うようなゴリゴリの本気のものではなく、ちょっとしたものをぶら下げるのに使いたいだけなので、100均にあるんじゃないかしら?と思ってダイソーさんに行ってみますと、あるわあるわ、カラビナが思ったより種類が豊富でしてズラッと並んでおりました。
https://www.daisonet.com/search/%E3%82%AB%E3%83%A9%E3%83%93%E3%83%8A?p=1
ダイソーオンラインにも3ページにわたってカラビナがあるのですが、こんだけあった中から、わたしのグッドデザインセンサーに引っかかったのがこちらでした。
まず、これだけデザインがあっても単色のカラビナが意外と少ないんですよね。
2トーンカラーのものが多かったり、単色とは言えカラフルな色だったり、シンプルイズベストで、シルバー系の色が良くて、シルバーでもピカピカしてなくてマットな質感が良くて、そんでもって夫の分も欲しいので出来ればふたつで100円だと嬉しいです、的なポイントを考慮して探すと欲しいものがあまり無いんですよね。
こんなにいっぱいカラビナがあるのにも関わらず、欲しいものが見つかりませんのよ。
もとい、別にどれだっていいやと割り切れれば話は早いのですが、わたしのグッドデザインセンサーに引っかかるものしか買いたくねぇんだ!というよく分からないこだわりを持ち合わせているがゆえ、欲しいものが見つからなくてどうしようかなぁと思っていましたら、単色で黒でふたつ入りのものが目に入ってきまして、
「惜しい、非常に惜しいところまで来ている…。これでシルバー系の色があれば…」
と思って黒の後ろを見てみたところ、ドンピシャリのこちらを見つけた次第です。
あったどー!
見つけるまでは、隣で同じくカラビナを探していた高校生とジリジリと距離を詰めながら手を出すタイミングを探りあうみたいな感じになっていましたが、高校生もこれを気に入っていたら、図書館で同じ本を同じタイミングで取ろうとするみたいな恋がうっかり始まっちゃうところでした。
わたしの方が長々と探していたので、高校生らしき彼はさっさと決断して彼の母と一緒に去っていきましたとさ。
それはさておき、このシンプルさであれば、エルベのバッグのようなノーアウトドアなシティ感のあるバッグにも違和感なく合わせられて良きかなと非常に満足しています。
「オレは100均のカラビナじゃ嫌だ」
というセレブリティ発言をしていた夫も比較的気に入っているようで、キャンプの際にはベルトループにカラビナを通してお気に入りのナンガのエコバッグをぶら下げておりました。
何ぶら下げてるの?とお義母さんに早速突っ込まれていました、なこの1品。
今日もこのコに首ったけ。
次回のこの1品は「クッカーセット」です。
また次回。