bookmark_borderPanasonicのドライアイロン

今日のこの1品。
Panasonicのドライアイロンです。

以前はスチーム付きのアイロンを使っておりました。
それがいつの日か、ウンともスンとも温まらなくなるというアイロンとしての機能を何も果たさない姿へと変わってしまったため、サヨナラしてこちらを新たにお迎えした次第です。

アイロンというのは「熱くなる」という単純な家電なので、温まらなくなったら一巻の終わりですね。
ドライヤーも似たようなものですが、ドライヤーは温風が出なくなったとしても冷風でもいいから風を送ってくれればなんとかなりそうなものですが、アイロンは温まらなくなった途端にこんなに意味をなさなくなってしまうとは。
いつも夫のワイシャツのアイロンがけをその日の朝にやっていたのですが、ほんとに何の前触れもなくいきなりアイロンが壊れて温まらなくなったんです。
昨日までそんな素振りなかったじゃん!という急な別れを切り出され
おぉっと
これはアレだ
もうダメなやつや
こうなったらもう
万策尽きて
背に腹は代えられん
夫よ
シワシワのワイシャツで出勤ダァ

と、シワッシワのワイシャツを着てもらうしかないと思いましたが、たまたまクリーニングに出したまま着ていなかったワイシャツが一枚あり、それを着ていってもらい難を逃れた覚えがあります。
たぶん、クリーニングに出してあったワイシャツが無かったら、夫は「シワシワのワイシャツで出勤して好奇の目にさらされるよりはマシ」と会社を休んでいたのではないかと思います。
というわけですぐにアイロンを買いに行き、単純で壊れなさそうでシンプルでグッドデザインのこちらのパナソニックのアイロンを購入しました。

こちらのアイロンとデザインが似ているもので良くライフスタイル系の雑誌やお店などで見かけるのがDBKというドイツのメーカーのアイロンです。
ドイツはデザインが無骨なものが多くて、グッドデザインが多くて好きなので、漠然と次にアイロン買うとしたらコレかなーと思っていましたが、ここはひとつ、松下幸之助さんに一票投じてみようと、日本でおなじみのパナソニックにしてみました。

このアイロンのいいところはグッドデザインであることはもちろん、無駄のないシンプルな機能なので、小さくて軽いことです。
スチームがあるとシュッシュッとしながらアイロンをかけられるので便利ではあるのですが、ちょっと重量が出てきます。あとは、スチームが出る穴に汚れが溜まってしまったのか、スチームを掛けた途端に黒っぽい汚れが噴き出されてしまったことがあるので、そういったことが無いのもこのアイロンの安心なところ。水が漏れることも無いですしね。
基本的に洗濯機で脱水が終わった直後の湿っているワイシャツがドライアイロンで一番かけやすいですが、乾いていても霧吹きで水を掛けながらアイロンをすればいいので特にスチームが無いことへの不便さは感じていないです。

こんなご時世で夫はほとんど在宅勤務なので、アイロンを掛ける機会はグッと減りましたが、アイロン掛けは家事の中でわりと好きな方なので、お気に入りのアイロンとアイロン台でたまにワイシャツにアイロン掛けるのが楽しい今日この頃です。

電気アイロンを発明したのはエジソンだそうです、なこの1品。
今日もこのコに首ったけ。

次回のこの1品は「ドキュメントファイル」です。
また次回。

skatazke(スカタズケ)暮らしをちょっと豊かに - にほんブログ村

bookmark_border無印良品のポリエステル綿麻混・ソフトボックス

今日のこの1品。
無印良品のポリエステル綿麻混・ソフトボックスです。

わたしが持っているのはソフトボックスの角型・小・フタ式という大きさのものと、衣装ケースという大きさのものですね。
今知りましたけど、このソフトボックスのシリーズで「衣装ケース」と銘打ってあるのは長方形の2種類だけみたいですね。
都合上、ここではまとめて衣装ケースと呼ばせていただきます。

こちらの衣装ケースは布で出来ている、その名の通り「ソフト」なボックスなので、いわゆるプラスチックの衣装ケースよりも許容量に遊びがあるところがいいなと思います。
シンプルにプラスチックの衣装ケースのデザインよりも布のケースのデザインの方が好き、というのも大きな理由です。
こちらは季節外の衣類をしまっている衣装ケースなので、基本的に毎日出し入れするようなものではなく、衣替えの時でないと開け閉めしない衣類たちが入っています。
なので、クローゼットの上に置く想定をしていたので、ひきだしタイプだと使い勝手が悪いのと地震などがあったときに上から重たいプラスチックケースが落ちてくるのも危ないので、いろいろ加味した結果我が家にはこの布製の衣装ケースが使いやすいという結果になり、実際とても使い勝手が良く満足しています。

こんな感じでクローゼットの上に乗せてあります。
もともとこのスペースは何をしまうか決まっていなかったので、扉などをつけてしまうものの大きさが限定されてしまうよりもいいかなーと、扉無しのただの空きスペースにしていたのですが、このソフトボックスを立てたときにぴったりの大きさだったので、ぴったり収まるのが好きな質としては喜ばしいです。
ソフトボックス自体に取っ手がついているので、引っ張りやすくて便利なところも良きです。

そしてファスナーがコの字型にガバッと開いてくれるので出し入れもしやすくていい感じです。

このソフトボックスのデメリットをひとつあげるとすると、中身が見えないということ。
中身が見えないと見た目がすっきりするので、メリットでもあると思うのですが、「あの服どこにいれたっけ?」となると見つけづらいので、取っ手の部分に目印のリボンをつけています。
リボンが付いているものがわたしの衣類、それ以外のふたつは夫の衣類、横になっているサイズが大きいタイプの衣装ケースにタオルケットが入っています。
わたしの衣装ケースはひとつなので、それを開ければ探しているものは必ずある状態なのですが、夫のふたつの衣装ケースに関してはどっちに何が入っているか不明瞭なので、赤のコードを切るか青のコードを切るか的な生死がかかった二分の一を選ぶ時のリハーサルのごとく生唾をゴクリとしながら選んで開けています。

嘘です。

適当に開けて、チッ!こっちじゃねぇ!みたいになっています。
これを機に何がどっちに入っているか棲み分けをすることにしたいと思います。

ちなみにこのソフトボックスに入っているのは夏物の類でして、夏物は薄いのでこれひとつに30着くらい入っているのですが、これに冬の厚手のニットを入れようと思ったら1,2着しか入らないので、冬物は保管クリーニングに出しています。
だいたい4月から10月の半年くらいを預かってもらっていて、冬物が邪魔にならないので大変助かっております。

今年もそろそろやらないとね、なこの1品。
今日もこのコに首ったけ。

次回のこの1品は「アイロン」です。
また次回。

skatazke(スカタズケ)暮らしをちょっと豊かに - にほんブログ村

bookmark_borderWOOD YOU LIKE COMPANYのゼブラチェア

今日のこの1品。
WOOD YOU LIKE COMPANYのゼブラチェアです。

ウッドユウライクカンパニーは表参道にショップがありまして、たまたま通りかかったときに中を覗いてみたのが始まりです。
もともとこの近くにある洋服屋さんに通っていたので、近くにこの家具屋さんがあることは認識していたのですが、特に家具を必要としていなかったので今までは素通りしていました。

いきなり話が逸れますけれども、東京の地名というのはあってないようなもの、と言いますか指標になるものが多いので何を基準にするか難しいところですよね。
ウッドユウライクカンパニーで言うと、住所は渋谷区神宮前なんですが、最寄りの駅は表参道なので「表参道SHOP」となっています。
表参道という名前の住所は無いので、明治神宮へと続く表参道の両サイド一帯とか表参道駅付近をまとめて表参道と呼んでいる感じですね。
じゃあこの辺一帯は表参道よね、と思うとそこに出てくるのが「青山」というワードです。
先述のわたしの行きつけの洋服屋さんはウッドユウライクカンパニーと同じ通り沿いにあるのですが名前が○○青山店。
と思ってこの辺一帯の地図を見てみますと、○○表参道店、○○青山店、○○北青山店となかなか入り乱れております。
わたしの個人的な感覚で言うとこの辺は青山というイメージが強いですが、ピッチリと区画が分かれているわけでもないので、表参道でも神宮前でも特に違和感は感じません、が。
たまに、おやおや?と思うのはアパートやマンションなどの名前です。
やはり表参道とか青山とかの地名にはブランド力がありますので、その気持ちはよく分かりますが、ちょいちょいちょい、ここまで青山の地名を謳いますか、というところまで○○レジデンス青山などがあったりすると、もはや言ったもん勝ちなのでは?という気がします。
ブランド地名の名を借りたそれの最たるものが浦安に位置する「東京ディズニーランド」ということでおあとがよろしいでしょうか。

そうです、椅子の話です。
引っ越しに伴い家具を買うことになったので、家具屋さんを見て回ることが多くなってきました。
青山近辺で建築家さんおススメの家具屋さんなどを見て回り、そこまでグッとくるものが無いなぁと思いながら歩いていたら、ウッドユウライクカンパニーの前を通りかかり、そういえばここも家具屋さんだったわね、と入ってみることにしました。

ウッドユウライクカンパニーさんは無垢材を使っている家具屋さんなのですが、無垢ってよく聞くけど結局ちゃんとした意味が分からないと思っていましたが、木からそのまま削り出したのが無垢材のようです。木からそのまま削り出して形にしたのが無垢材で、小さな木材を接着剤でくっつけたりしているのが集成材。

この写真で言うと、椅子と床が無垢材、デスクが集成材です。

たまに無塗装の材木のことを無垢材と呼んでいるフシもあるような気がしていたのですが、とりあえず家具屋さんで売っているような無垢材にはオイルだったりワックスだったりの塗装がしてある感じです。
家を建てた施工会社さんに聞いたところによると、無塗装の無垢材というのは大変扱いに気を遣うらしいです。
床材を無塗装の無垢材にしたいとおっしゃった施主さんが居たそうで、無塗装の無垢材というのは汗がポタっとこぼれただけでシミになってしまうので、とにかく水分が大敵らしいのですが、生理現象なので大工さんに汗を一粒も垂らすべからずとも言えず、施主さんにも無塗装はやめたほうがいいのでは…?とお伝えしたようなのですが、大工さんの汗も味になるので無塗装がいいです!ということで無塗装の床を作ったことがあると言っていました。

そんなわけでこの椅子は塗装してある無垢材なので、ちょっとくらーいの汚れもーのならばー、拭けば大丈夫です。

このゼブラチェアは仙骨を立てるように座れるというのがウリで、いわゆる骨盤が立つ、というやつですかね。しっかりと深めに座ると自然と背筋が伸びて座れるようにアシストしてくれる感じです。
背もたれも絶妙なカーブと隙間のせいか背骨にぶつかって痛いという感覚もなく、スッと背筋が伸びるので良い姿勢を保つのにとてもいいなと思います。
椅子の脚の長さも座る人のひざ下の長さによって調節してもらえるので背が低めの方でも自分にちょうど良い椅子になっておススメです。

身長160㎝なのに自分のひざ下の短さを憎みます、なこの1品。
今日もこのコに首ったけ。

次回のこの1品は「衣類ケース」です。
また次回。

skatazke(スカタズケ)暮らしをちょっと豊かに - にほんブログ村

bookmark_borderPROSPECの歯ブラシ

今日のこの1品。
PROSPECの歯ブラシです。

わたしは40歳を超えてようやく気が付きました。
歯医者というのは、定期健診に行くところだということに。
歯が痛いとか何か不具合が起きてから歯医者に行ったのでは、そこそこ虫歯も進行しているわけで、治療が大変でおおげさなことになりやすいような気がします。

恥ずかしながら、今まではグミを食っている最中に奥歯がしみて痛いとか、ぷっちょを食っている最中に銀歯が取れたとか、そういった「何か」が起きないと歯医者に行かない生活でした。あとは健康診断の歯科検診で虫歯がありますよ、と言われた場合とか。
歯医者なんて人生の中でなるべく行きたくないところと思っていたのですが、痛くないときから歯医者に通うリズムが身についていれば歯の状態がすこぶる悪くなるということが無く、非常に快適であることに今更ながら気づきました。
今までは歯が痛くなってから歯医者に行っていたので1本の虫歯を直すのに数回通わなくてはいけなくて、なおかつ目立たない白い詰め物では追い付かず銀の被せものになってしまったりして時間もかかるし見た目もイマイチでいいとこなしでした。

ここ半年は3か月に一度定期健診に通っていて、驚くべきことに毎回虫歯が見つかってはいるのですが、自覚症状の無い初期虫歯なのでほんの少し削って白い詰め物をしていただければ済んでしまう程度で大変助かっております。
そのくらいの小さな初期虫歯であれば、歯磨きを丁寧にやったりしていれば治ることもあるようで、「別に治療しなくてもどっちでも大丈夫ですけどどうします?」と言われましたが、自分の歯磨きをそこまで過信できないので治していただきました。
定期健診にきちんと通っていると恐ろしいはずの歯医者さんも優しいので、今まではオーラルケアがちゃんと出来ていないことを突き付けられがちでしたが、今はむしろ上手に歯磨きが出来ていると褒められる始末で、精神安定上も助かっております。

そんなわけで通っている歯医者さんでおススメしていただいたのがこちらの歯ブラシでございます。
歯医者さんによってどういう歯ブラシが良いというのが違うと思いますが、この歯ブラシはブラシ部分が非常にベーシックな感じがします。毛先が山型とか根元から毛先に向かって細くなっている繊細なブラシとか、そういった特筆するべき点が無いっちゃ無い。毛先は平らだし、根本と毛先も同じ太さだと思います。
でも、コンパクトで奥歯までしっかり届く感をとても感じます。
今まで磨けていなかったところが磨けている感覚。
この歯ブラシを使い始めるまでは違う歯ブラシを使っていて、それも違和感なく普通に使っていたのですが、しばらくこのプロスペックの歯ブラシを使った後に、まだ数本残っていた以前の歯ブラシを久しぶりに使ってみたらヘッドでかっ!と途端に違和感を感じました。
比べてみて初めてプロスペックの良さが分かった気がします。

わたしは毎月1日に新しい歯ブラシに変えているので、年間12本の歯ブラシを使っています。
一年に一回、日用品をまとめて買う「年買い」という買い方をしているので、こちらのカゴに入っているのが、次の年買いまでのストックです。

年買いについては「年買いのススメ」という本をkindleで出版しておりますので、よろしければご覧ください。
自分の欲しいものだけが揃っている小さいドラッグストアが家にあるような状態なのでとても楽でおススメの買い物方法でっす。

歯磨き粉はわたしとしては特にコレと決まっているものは無く、なんでもいいーのスタンスなので、夫がご所望のトマリナを購入して夫婦で使っておりましたが、夫がシュミテクトに浮気しましたので捨てられた女のトマリナが多めに残っております。

戸間里奈っていう女の子が実在するかもしれない、という気がしてきました、なこの1品。
今日もこのコに首ったけ。

次回のこの1品は「椅子」です。
また次回。

skatazke(スカタズケ)暮らしをちょっと豊かに - にほんブログ村

bookmark_border東京會舘のマロンシャンテリー

今日のこの1品。
東京會舘のマロンシャンテリーです。

旧漢字が入っているとそれだけで長い歴史を感じます。
東京會舘と東京会館でネーミング迷ってるんだけどどっちがいいと思う?ともし聞かれたら諸手を挙げて旧漢字に一票です、絶対。
東京会館だったらその辺の公民館みたいな雰囲気ですが、東京會舘になると大人の社交場感すげぇです。

わたしはケーキの中でモンブランが1,2を争うくらい好きなんですけれども、このマロンシャンテリーは今まで食べたことが無くて、わたしの中のベストオブモンブランと言えば、アンジェリーナのモンブランでした。
今もアンジェリーナのモンブランは大好物ですが、そこに台頭するモンブランがいよいよお出ましになったという状況です。
モンブランと言えば、あの練り練りされた栗がタワーになっているやつ、というイメージだったので、それで言ったらマロンシャンテリーは見た目はノーモンブラン。
苺が乗ってない小さなデコレーションケーキのような白いお上品な見た目の生クリームの中に、実はあの練り練り栗的な部分が隠れているのです。
モンブランの醍醐味ってあのマロン部分だと思うのですが、あえてそれを隠しているあたりに禁欲的な魅力があります。
あの美味しい練り練りが外側にきているいわゆるベーシックなモンブラン=水着の女性、マロンシャンテリー=ウェディングドレスの女性、という至極勝手な個人的イメージ。
ベーシックモンブランは美味しいところが外側に来ているので、昔懐かしい黄色いタイプの練り練りなのか渋皮込みの茶色い練り練りなのかが一目瞭然なのですが、マロンシャンテリーはチラリとも練り栗が見えないので、長袖ハイネックのクラリス的なウェでイングドレスを纏っていて脱いでみないと分からないところがあります。

そんな禁欲的なマロンシャンテリー本体以外の、いわゆるガワの部分も大変お上品でして、だって、見てよほら、ひとつひとつこんな箱に入れられていますよ。
箱入りで大事に育てられているマロンシャンテリー。

箱がゴールドに輝いておりまして、
マロンシャンテリーバイトーキョーカイカン
イスタンブリッシュドインナインティーントゥエンティトゥ
と書いてあります。
東京會舘は1922年に創業したようですね。となると、来年100周年ではないですか、おめでとうございます。
このゴールドの箱に入っているためマロンシャンテリーは見えない、かと思いきやサイドから丸見えになっております。

かわいい。

そしてご丁寧におくるみに包まれたスプーンまで一緒に入っています。

スプーンと比べるとマロンシャンテリーが小さく見えるような気がしてしまいますが、一人分のケーキとしたらわりとしっかりと食べ応えがある量かなと思います。
なんせ、これひとつで980円ですからね。

夫に買ってきてもらい夕食後に食べたのですが、高菜明太マヨ牛丼を食べた後に頂くには少々ヘビィでしたので、3時のティータイムにブラックコーヒーまたは紅茶のおともに食すのが正解かと思います。

大変美味しゅうございました、なこの1品。
今日もこのコに首ったけ。

次回のこの1品は「歯ブラシ」です。
また次回。

skatazke(スカタズケ)暮らしをちょっと豊かに - にほんブログ村

bookmark_border草履入れ再利用の裁縫箱

今日のこの1品。
草履入れ再利用の裁縫箱です。

たしか草履入れだったと思うのですが、それにしては大きいサイズなので草履とバッグが入っていたのかな。
もともとお義母さんの草履が入っていた箱だったのですが、箱好きのわたしのアンテナがピンと反応しまして、丈夫で使い道がありそうだったので貰っておきました。

今住んでいる家は夫の両親との二世帯住宅で、夫の実家である母屋の隣に建てた家です。
田舎なので敷地が広くて、母屋に住みながら隣のスペースに新居が建てられたので、新居が完成したあと、わたしたちは都内の賃貸マンションから引っ越し業者に頼んで引っ越してきましたが、両親は母屋に住みながらちょっとずつ必要なものを隣の新居に運ぶという作業をしていました。
母屋は70年以上建っていたと思われ、70年も経っていたらその間にそりゃあ物も溜まりますよね。
要らない物は捨てるという概念がそもそも無くて物があふれている方が豊か、という以前の時代背景もあって、知らず知らずのうちに買って増えたもの、頂いて増えたものなど、なんとなく増えていた把握しきれていない物たちを全部新居に運ぶわけにはいかないということで、要不要の判断が必要になってきました。
新居に住み始めたら母屋を取り壊すことは決まっていたので、時間的な期限があったのと、両親がそこまで物を捨てることに躊躇が無かったのと、てきぱきと仕事が早い義妹が率先して片づけを手伝ってくれたので、わりとサクサクと要る要らないに分ける作業が進んでいきました。
その中で、着物もこれから着ることが無いし着物関連の小物なども合わせてもう処分してしまおう、ということになり、その時に草履入れだったこちらの箱が空くこととなり、良い箱だから頂こうということからわたしの裁縫箱になったよ、っていう話。

たぶんお義母さんが着物を着るといったら子供の七五三とかだったと思うので、おそらく昭和の時代の箱だと思うのですが、30年とか経ってるとは思えないほどキレイなんですよね。

そしてこの箱のサイズなんですけれども、それは38㎝×26㎝という大きさでして、え、それって、裁縫箱にはちょっと大きくなぁい?というサイズかと思うのですが、このサイズ感が結果的にとても素晴らしかったので、そのさまをご覧いただきたいと思います。
朱色で織りのようなデザインのこちらの元草履入れ箱である貼り箱を開けると…。
なんということでしょう。

わたしの空き箱コレクションたちが(ほぼ)ぴったりと収まっているではありませんか。
上から銀座ウエストの限定缶、下右が石屋製菓のラングドシャ箱、下左が開運堂の白鳥の湖缶。
赤いめでたそうな箱を開けると、それぞれ花と鳥が描かれていてなんだか通ずるものがありそうで福が来そうでこれまためでたそうな可愛いデザイン缶三姉妹。
このおさまりの良さにびっくりしまして、この3つの大きさの違う箱を(ほぼ)ぴったりと収めてくれるこの草履入れ箱の懐の深さに感動を覚えました。

それぞれの箱を開けるとこんな感じです。

もともとは裁ちばさみが黒いケースに入っていたのですが、そのケースに入れたままだとこの箱に収納出来ず、裁ちばさみだけ別で収納しなければならなくなりそうだったので、黒いケースに裁ちばさみを入れるのを諦めて、刃先のキャップ的なもの作りました。

箱を開けると、さらに3つの箱がきれいに収まっているという気持ちの良さを優先した結果大変満足しております、なこの1品。
今日もこのコに首ったけ。

次回のこの1品は「マロンシャンテリー」です。
また次回。

skatazke(スカタズケ)暮らしをちょっと豊かに - にほんブログ村


bookmark_border無印良品の文房具入れ

今日のこの1品。
無印良品の文房具入れです。

いわゆるポリプロプレンの収納シリーズだと思うのですが、結構昔に購入したものなので今は無いのかな?ちょっとホームページには見当たらなかったと思います。
この収納用品は縦でも横でも使えるタイプで3つの引き出しがついています。
それをふたつ重ねて6つの引き出しの収納用品として文房具を分類しています。
置き場所は我が家のたいていのものが置いてある、パントリーでございます。

使う用途によって引き出しを分けている感じで、整理整頓のセオリーで言えばわりとオーソドックスな分け方かなと思います。
①貼る
②消す
③書く
④切る
⑤留める
⑥測る
ざっくりこの6つの分け方で我が家の文房具類はどれかに分類できるかなというところでして
「先生!⑤組のはずの輪ゴムとクリップが①組に入り浸っています!」
ということもスペースの問題で起きていますが、まあ、そのへんはご愛敬といったところです。

あとは収納方法としたら、使うところに置く、というのもあるかと思いますが、使うところが一か所でない場合が多いので、あっちで使って使いっぱなし、こっちで使って使いっぱなし、という事態を避けるために用途ごと収納になりました。
いわゆる「モノの住所」が決まっている状態なので、そこに行けば必要な物があるし、終わったらそこに戻せばいいというのが明確なので分かりやすく散らかりにくいかなと思います。

この6つの引き出しの中でも使う頻度が高いのが、④切る、ですかね。
反対に使う頻度が少ないのが、⑤留める、でしょうか。
にしては留める道具が2つずつあるのがトゥーマッチな気がしますが、どういうことかと申しますと。
ホチキス2つと穴あけパンチ1つは夫が以前に会社などで使っていたもので、もう1つのえんじ色の穴あけパンチは生活のたのしみ展にて購入したわたしのお気に入りでチェコスロバキア時代のヴィンテージの穴あけパンチであるからしてですね、ホチキス2つも要らないから捨てて、と夫に伝えるとすると、穴あけパンチも1つで良くね?という話に飛び火する可能性がありますでしょう?その場合チェコスロバキアパンチを残して夫の穴あけパンチを捨てるということもあるのですが、確実に夫の穴あけパンチの方が使いやすいんですよ。
夫の穴あけパンチはサイズガイドみたいのがついているのでA4 の用紙だったらココ、B5の用紙だったらココ、という穴を開ける位置が一目瞭然なんです。
カール事務器株式会社さんのデコレ・パンチという商品なんですけど、まあ使いやすい。
それに引き換えわたしのチェコスロバキアパンチは見た目こそいいものの、痒い所に手が届くみたいな日本企業の良さは兼ね備えていないもので、使い勝手で行ったらカールさんより劣ってしまうのですが、わたしの審美眼により選ばれし穴あけパンチですのでこのまま⑤組に居座っていただこうと思います。

金髪碧眼を近くで愛でたいグッドルッキングガイのそれ、なこの1品。
今日もこのコに首ったけ。

次回のこの1品は「裁縫箱」です。
また次回。

skatazke(スカタズケ)暮らしをちょっと豊かに - にほんブログ村

bookmark_borderOHTOのレターオープナー

今日のこの1品。
OHTOのレターオープナーです。

OHTOってあんまり聞きなじみが無い会社だなぁと思ったら、なんということでしょう。
2019年に創業100周年を迎えたオートさんは、世界で初めて水性ボールペンを生み出した会社らしいです。
あとは多くの人がお世話になっているであろう、ガチャ玉。
ホチキスでは留まらないくらいの厚みの紙類を止める四角い銀色の例のアレです。
そして存じ上げませんでしたが、ガチャ玉を押し出してくれる器具のほうは「ガチャック」という名前らしいです。

今日は、そんなボールペンとガチャ玉という文房具界の大御所を抱えるオートさんの、レターオープナーの紹介でございます。

このレターオープナー、地味ですがとてもいい仕事をしてくれます。
ホームページの社長さんのご挨拶に
「ステーショナリーは日常生活の中のほんの一部でしかありません。お客様の生活のそのほんの少しの時間が幸せであるように、ほんの少しの時間を満足して頂くために、我々の企業活動はありたいと考えております。」
とあります。
このレターオープナーこそ、まさしくそれ。
別に封書の開け方なんて、ほんの数秒のことだし、手でビリビリと破いて開けたっていいし、はさみで切って開けたっていいんですけど、このレターオープナーを使って開けたときの満足感はなかなかのものです。

まず、開けやすい。
そして、開き方が美しい。
続いて、ゴミが出ない。

オートのレターオープナーを使って開けた封筒がこちらなんですけれども、お判りいただけますでしょうか。封筒の片側?しか切れていないので、はさみで切った時みたいに、切れ端のゴミが出ないのです。
あれ?この封筒、まだ開けてなかったっけ?と思うほど、封筒自身が切られたことに気づかなそうな最小限のキズで済ませる鮮やかさ。
そしてかなりキワの方を切ってくれるので、封筒を開ける時に中身の書類なども切ってしまうことがほぼ無い。
紙一枚の厚さって0.1㎜とかの世界だと思うので、その一枚だけを切るというのに適した刃の長さとか、親指をフィットさせる丸い窪みとかに企業努力を感じます。

先日テレビで映画ミッションインポッシブルの裏話を見たのです。
トム・クルーズが腰にワイヤーをつけて天井から落ちてきて、床スレスレでピタッと止まるというアクションについてだったのですが、調整して何回やっても頭が床についてしまうNGが続き、もうダメかなと思っていたら、トムがスタッフに「コイン持ってる?」って聞いてスタッフが持っていた2ポンド硬貨を靴の中に入れてみたら、あらまあびっくり大成功、という話。
2ポンド硬貨の重さって12gらしいんですけど。
いやいやいやいや。
12gて。
12gくらい無くてもその体幹でどうにかなるだろ、と脳内で悪態をついてしまい、トムの努力を信用出来ないひん曲がった性格のわたしが、なぜかオートさんの企業努力(想像)には拍手を送りたくなるから、トム、ごめん。

使い方もレターオープナーの溝を封筒に合わせてスライドさせるだけなので、簡単です。
カッターみたいに刃がむき出しになることもないので、手を切ったりすることもないですしね。
黒い楕円形のデザインはもし床に転がっていたら一瞬コックローチかと間違えそうな気もしなくもないですが、いかにも安全そうな角の無いまるっとした形と黒いボディに白文字というモノクロのスッキリさがグッドデザインだなと思います。
オートさんではこのデザインでいろんなカラーのものとか、同じシリーズのレターオープナーでそら豆っぽい形のものなどもありますが、個人的にはこの楕円型の黒が一番好きです。

裏にはストラップがつけられるであろう穴もございますので、無くしそうな方はキーホルダーにしていただいても良きかなというオートさんの心遣いだと思います、なこの1品。
今日もこのコに首ったけ。

次回のこの1品は「文房具入れ」です。
また次回。

skatazke(スカタズケ)暮らしをちょっと豊かに - にほんブログ村

bookmark_border石黒智子さんの重ね鍋5点セット

今日のこの1品。
石黒智子さんの重ね鍋5点セットです。

石黒智子さんのセンスがとても好きでして、そんな石黒さんの携わった鍋セットなんて良いに決まっている!と思って購入しました。
実際、とても良いです。
深鍋、浅鍋、ボウル、コランダー、フタの5点セットで、聞きなれないコランダーとは俗にいうザルですね。
この鍋たちは直径が14㎝という、ありそうで無い小さめサイズで、夫婦二人分の味噌汁を作ったりするのにとてもちょうど良いんです。
小さいのでコンロの上で変に場所をとらないですしね。
浅鍋で二人で一杯ずつでちょうど良くて、味噌汁お代わりしたい方は深鍋で作ると良いと思います。

手前のふたつが、ボウルとコランダーなのですが、このふたつは直火にかけられないのでそこだけが注意ポイントですかね。
でも、浅鍋か深鍋と重ねてだったら火にかけられるので、ボウルを重ねて湯煎したり、コランダーを重ねて野菜を茹でたり蒸したりなどの使い方が出来ます。
料理をすぐに面倒くさがるわたしにはボウルとコランダーが宝の持ち腐れ感が出ていますが、お料理が好きな方はいろんな使い方が出来るのでは、と思います。単純に取っ手が付いているボウルやザルってあまりないと思うので、取っ手があることによって持ちやすくて扱いやすいというのも便利な点です。

使いやすさにプラスして、何よりデザインがとてもシンプルで好みです。
よくありがちな取っ手やフタのつまみだけ黒いプラスチックとかそういったことが無く、ステンレス!ガラス!以上!みたいな潔さのグッドデザイン。
色や使っている素材が多いとデザインがうるさくなりがちですが、そのへんをそぎ落としたミニマムデザインです。U字の細い取っ手のデザインが、鍋5点セットの全体の雰囲気を軽くしてる感じがしてそれも好きなポイントです。
取っ手が熱くならないの?という気もしますが、個人的には味噌汁を作っているくらいだったら全然素手で触って問題ないです。強火でガンガン温めて使うようなときは取っ手も熱くなるので鍋つかみがあるほうが良いと思います。

先日テレビを見ていたら、人気の大衆食堂が出ていたのですが、そこの厨房を切り盛りしているご夫婦の奥様がオーブンの鉄板を素手で取っていたことに驚愕しました。
アチチチチ!とおっしゃりながら近くの作業台に置くまでのほんの1,2秒の出来事でしたが、鉄板なんてふつうの人はちょっと触れただけでヤケドするあっつあつのアレですよね?
中学の時に同級生が「うちの爺さんは、火が付いているストーブの上に手を付きながら、よっこらせ、と立ち上がる」と言っていて、絶対に嘘だと思っていたのですが、あの、鉄板を素手で触れる奥様を見るとあながち嘘ではないのかもしれません。
要は、慣れってやつなのでしょうか。
というわけで慣れれば重ね鍋5点セットの取っ手の熱さくらいなんてことは無いという話。

そういえばこちらは重ね鍋という名前になっておりますが、毎度重ねるのが面倒なわたしとしては、重ねない鍋として食器棚の下にいらっしゃいます。

奥に重ねられているボウルとコランダーが使う頻度の低さを物語っている気もしますが、ちゃんと使っております、たまに。

家庭菜園のジャガイモが収穫出来たら深鍋とコランダーを使って蒸すというテクニックを使いたいと思います、なこの1品。
今日もこのコに首ったけ。

次回のこの1品は「レターオープナー」です。
また次回。

skatazke(スカタズケ)暮らしをちょっと豊かに - にほんブログ村

bookmark_border中井町竹細工クラブのボートかご

今日のこの1品。
中井町竹細工クラブのボートかごです。

こちらは神奈川県中井町のふるさと納税の返礼品で頂いたカゴです。
カゴが好きなので、そういえばふるさと納税でステキなカゴが無いかしら、と思って調べたら出てきました。
サイズが大きすぎず小さすぎず、何かと使い勝手がよさそうなサイズ。
ふるさと納税のページによると、「盛りかごや小物入れとしてご使用いただけます」とのことで、使う人次第でいろんなものに合いそうです。

同じページ内のお礼品詳細の提供元のところに「中井町竹細工クラブ」とあり、なんだか気になって中井町竹細工クラブで検索してみると、中井町地域活動団体というPDFがヒットしました。
それには「中井町に無尽蔵にある竹林を使い、民芸品の制作をしています。民芸品とは日常の必需品で、丈夫で、安価で、伝統的な製品です。」とあります。
無尽蔵にある竹林、というワードが良い面と悪い面の両方を表している気がして絶妙だなと思います。
自然がいっぱいで気持ちいい♡という都会からのUターン組っぽい意見と、こんなに竹ばっか増えてどうしようもねぇ!的なありがたみよりも大変さが勝っている現場っぽい意見、どちらにも「無尽蔵にある竹林」というワードがマッチする気がします。

というわたしの想像意見はさておき、こちらのカゴがリモコンを入れるのにちょうど良くて我が家ではリモコン入れにさせていただいております。
長方形のざるにコの字型の脚が付いた感じなのですが、脚があることで安定しているかなと思います。

リモコンの置き場って意外と困りますよね。
ダイニングテーブルの上とか、ローテーブルの上とかが一般的かなと思うのですが、テーブルの上ってなんであんなにモノが増えて汚くなるんでしょうか?
お願いです‼教えてください!!
…っていう今田さんがやる金八のものまねが好きでつい笑ってしまします。
話がそれました。
何を隠そう我が家も汚部屋だった時代は何かといろんなものがテーブルの上に乗っていて、ダイニングテーブルもサイドテーブル的なものも、ほぼほぼゴミ置きの様相を呈していました。
郵便受けから取ってきたDM類や宅配便、要るのか要らないのか分からない書類やレシート、コンビニで貰ったものの使わなかった割りばしやスプーンなどであっという間にちらかりますよね。
そんな物が増えて使えないテーブルの状態になるのが嫌で、途中からサイドテーブルとかローテブルとか、もうそんなん要らん‼という考えになりました。
そうなると困るのがソファに座ったときの飲み物の置き場だと思うのですが、以前使っていたソファは肘置きの幅が15cmくらいあったのでそこに無印良品の正方形の小さなトレーをマジックテープで貼り付け、そこに飲み物やリモコンを置くようになりました。
これがわたしとしてはとても使いやすかったので、引っ越しに伴いソファは処分しましたが、その使い方に寄せた造作ソファを作っていただいたので、今はリモコン類はそのソファの下の棚に入れております。

リモコンがソファに座ったまま手に取れて、なおかつ普段は目につかない。
いい仕事してますね~。
リモコン入れの紹介のブログと思いきや、我ながら良く出来たとご満悦の造作ソファの自慢をブッ込み始めましたので、皆様お気を付けくださいませ。

知らず知らずのうちに自慢話聞かされてることってあるよね、なこの1品。
今日もこのコに首ったけ。

次回のこの1品は「鍋セット」です。
また次回。

skatazke(スカタズケ)暮らしをちょっと豊かに - にほんブログ村

bookmark_borderクリスチアン・ヴェルナーさんのわっぱ入り干支セット

今日のこの1品。
クリスチアン・ヴェルナーさんのわっぱ入り干支セットです。

目黒区美術館で行われていた、ヨーロッパの木の玩具展にて購入しました。
あれはそう、2017年の暑い夏の日でした。
目黒駅で電車を降り、権之助坂を下っていくと目黒川に当たります。
目黒川を渡り、右に曲がって少し進むとテニスコートが見えてきますので、そこを左に入って道なりに歩いていくと右側にプールを見ながら美術館に到着したと思います。
その一角全体が目黒区民センターとなっているようで、テニスコートやプールのほかにも公園や図書館や区民ギャラリーなども同じ敷地内にあります。

そう、あれは暑い夏の日でしたので、屋外区民プールに入っている方がたくさんいらっしゃいました。
ここで特筆すべきは、目黒という土地柄ですよね。

区民プールに来ている人って、わたしの地元の感覚で言ったら小学生かジジババの二択なんですよね。
区民プール、つーか地元は市民プールですけど、市民プールに行かなくなってから30年以上経っているのでもしかしたら客層が変わっている可能性も無きにしも非ずですが、小学生とジジババの二択から客層が変わっていない自信があります。
市民プールに来る人と言ったら、プールで大はしゃぎするのが大好きな夏休みの小学生。中学生になっちゃうとほぼ居ない気がするので、そうなるとあとはジジババ。
ジジババという言葉でまとめてしまい大変申し訳ございませんが、健康のために日課で来ているという年配の方、ですね。
わたしが小学生の頃も隣のレーンで水の中を歩いているおばさまとか、昔から泳いでいるんだろうなという体型のおじさま?おじいさま?とかが違うレーンで泳いでいたりしていた記憶があります。

それがですね、目黒の区民プールともなりますとね、まさかのマブいビキニのチャンネーがいるんですよ。
区民プールですよ?あの25メーターで7レーンくらいある学校のプールみたいなプールですよ。
ウォータースライダーも流れるプールも無い、ただの四角いプールにそんな乳を放り出しそうなたわわな若い女子がいると思わず、ガン見してしまいました。
としまえんのプールにいそうな人種が区民プールで焼いているだなんて、目黒ってスゲェなあと思ったあの暑い夏の日。
そんな夏の日に行われていたのがヨーロッパの木の玩具展でして、そこにショップがあってこの干支セットを購入した次第です。

ドイツにザイフェンという地域があって、そこが木のおもちゃで有名な場所の様です。
そこに工房を構えるヴェルナーさんが作った、わっぱ入り干支セット。
干支っていう概念、ヨーロッパにもあんの?と思ったら日本からの要望にこたえる形で作ってくれたもので、日本オリジナルっぽいです。

辰がデカすぎる件。

クリスチアン・ヴェルナーさんは伝統的なライフェンドレーエンという技法で作っているようで、一見バウムクーヘンみたいな木の輪っかなんですけど、それを輪切りにすると動物が出てくるという面白い作り方なんです。
作り方が目黒美術館のホームページに出ていましたのでよろしければご覧ください。

http://mmat-ws.jpn.org/17summer_wss/index.html

我が家ではその年の干支を赤い座布団(という名のただのフェルト)の上に乗せてトイレの鏡の前に飾っております。

かわいいなぁ、モゥ。なこの1品。
今日もこのコに首ったけ。

次回のこの1品は「リモコン入れ」です。
また次回。

skatazke(スカタズケ)暮らしをちょっと豊かに - にほんブログ村

bookmark_borderrepettoのキーホルダー

今日のこの1品。
repettoのキーホルダーです。

このキーホルダーはもともと両足が揃っていたのですが、片足を秒で無くしました。
都内に住んでいたころ、家のカギにこのキーホルダーをつけて、鍵の部分をデニムのポッケにしまい、このキーホルダーはポケットからだしてプラプラとさせて散歩していたのです。
このキーホルダーは天女の羽衣かというくらいに重さをほとんど感じないのと、軽さのあまり落ちても音がしないと思われ。
その軽さのわりに大きさがそこそこあるキーホルダーなので、もし羽織ものを着ていたらその上着のポケットにキーホルダーごと入れたんでしょうけど、春の陽気で羽織が要らなかったので、デニムの前ポケットに鍵を入れたんですよね。
手ぶらで散歩するべくこの可愛いキーホルダーを出かける時につけて、ポケットからこのキーホルダーがプラプラしているのがとてもとても可愛いと思って大満足してぶら下げていて、帰りにハタと気づいたときにはもういなかったというね。
付けたその日に居なくなってびっくりしましたよね。
言うても無くした当日に気づいていますし、そこまで遠出したわけではないですし、電車とかも乗っていないし、徒歩で散歩しただけなので、ここまでは確実にキーホルダーが付いていたという記憶があるところまで戻れば、その道すがらどこかしらに落ちているキーホルダーを見つけられるだろうと思いましたが、いかんせんその日は途中から風が強くなりましてですね。
あんな羽衣クラスに軽いキーホルダーなんざ、ひとっ飛びなんですよね。
というわけで、ここまでは絶対にキーホルダーが付いていたと思われるところまで引き返しましたがついぞ見つからず。
というわけで両足から片足になったキーホルダーなのですが、また無くなったら悲しすぎるというわけでスタッキング木箱の中に箱入り娘となっております。

またキーホルダーとして使ったら確実に無くす自信があるので、もうここに居てもらって眺めて楽しむことにしようと思います。

実はこのキーホルダーを購入する前に、違うブランドのバレエシューズキーホルダーをもっていたのですが、それがこちら。

https://shop.chacott.co.jp/product/detail002400-0002-78_000.php

憧れのダンス用品メーカーチャコットさんで購入したフリードのキーホルダー。
こちらはそもそも片足での販売でして、気に入ってそこそこ使っていたのですが、リングが付いている部分の紐がかかとからすっぽ抜けてしまい、元に戻せなくなってしまったのでサヨナラしたという過去があり。
もう一回フリードのキーホルダーを購入するという手もあったのですが、同じものを買うんだったら今度はレペットにしてみようかなと思ったら秒で片足サヨナラ。

https://www.repetto.jp/shop/repetto/item/list/category_id/41

実はレペットさんには、このようなもっと頑丈なつくりのキーホルダーもございますので、無くしたくない場合がこちらを購入するのが良いかもしれません。

ソールドアウトになっちゃってますけどね、なこの1品。
今日もこのコに首ったけ。

次回のこの1品は「干支の置物」です。
また次回。

skatazke(スカタズケ)暮らしをちょっと豊かに - にほんブログ村

bookmark_border開化堂の茶筒

今日のこの1品。
開化堂の茶筒です。

開化堂さんは京都にある茶筒屋さんです。
最初に何で開化堂さんを知ったのかは忘れてしまいましたが、気が付いたときには憧れておりました。

ブリキと真鍮と銅の三種類があり、わたしのは大きい方がブリキで、小さい方が真鍮です。
開化堂さんの茶筒ステキだなぁ欲しいなぁと思ったまま時は過ぎ、たまたま友人三人で京都旅行に行くことになり、でしたらばぜひ寄らせていただきたい、と本店にお邪魔してブリキの茶筒を購入しました。
お店に入るのが閉店時間近くになってしまったのですが、いけずな対応はされずにとても良くしていただき、本店で購入すると茶さじに名前を彫っていただけるということで苗字を彫ってもらって、ホクホクで旅行から帰ってきました。

正直なところ、茶筒に入れていた緑茶の茶葉が切れてからというものの、今現在は先日ご紹介した空飛ぶお茶をティーバッグで飲んでおりますもので、最近この茶筒は不稼働なのですが、置いてあるだけでも絵になるので気に入っています。

もうひとつの真鍮の茶筒は、夫婦で仲良くさせていただいている夫の大学時代の友人夫婦にお祝いのお返しで頂いて、超絶嬉しかったやつです。
ちょうど、ブリキ以外の茶筒も欲しいなあと思っていたので、しかも開化堂の茶筒が欲しいという話題を出したわけでもなかったのにこの真鍮の茶筒をいただいたもんで、これが以心伝心というやつなのではないでしょうかと感動を覚えました。
しかも茶さじにはわたしたち夫婦の下の名前も彫っていただいていて、ブリキの茶筒には苗字を彫ってあるのでその辺のバランスもとっても嬉しかったです。

わたしは空気はわりと読める方だと思うのですが、人の心を読む能力に欠けているわたしは、友人夫婦からプレゼントセレクトのノウハウを教わった方がいいかもしれません。
基本的にプレゼントは申告制で欲しいものをあげるのがお互いのために良いと思っているクチなのですが、たぶんドライな性格によるものかと思います。
自分の好みではないプレゼントを頂いたりした場合、(わたしのためにプレゼントを選んでくれたその時間がうれしい♡)などという殊勝なことは思えず、(マジでいらねぇ)と思ってしまう人でなしの性格にもよるものかと思います。

樹木希林さんのプレゼントをもらわない主義というのをテレビでお見かけしたことがあって、衝撃を受けた覚えがあります。
たしか、希林さんがロケで訪れたお店の方が、お店の法被だったかを希林さんにプレゼントしようとして、要らないと断られていまして。
あげるって言ってるんだから貰いなさいよ、というお店の方と、だから要らないってば、という希林さんがちょっと喧嘩みたいになってたんです。
最終的には希林さんが、わたしだってありがとうって貰った方がこんな言い合いしなくて済むし楽だって分かってるけどそれでも要らないのよ、というようなことをおっしゃりとうとう受け取らずに終わった記憶があるのですが、さらには全盛期のまえだまえだ(たぶん二人とも小学生)からのプレゼントも要らないと言って突っ返していました。

希林さん痺れます、なこの1品。
今日もこのコに首ったけ。

次回のこの1品は「片口容器」です。
また次回。

skatazke(スカタズケ)暮らしをちょっと豊かに - にほんブログ村

bookmark_borderSANBYのクイックスタンパー

今日のこの1品。
SANBYのクイックスタンパーです。

家計の管理を、パソコン上ではなくノートに書き込んで電卓で計算するというアナログな方法でやっているのですが、それのテンションがあがるスタンプ。
シャチハタさんなどもありますが、SANBYというメーカーさんのスタンプの緑と白のデザインが好きなので、オーダーして作っていただきました。

むかしからハンコとかスタンプとかが好きで、たくさん並んでいるのをみるとワクワクします。
小さい頃はお医者さんに行くと、先生の机の上にいっぱいスタンプが入っている棚が置いてあって、そこから取ってカルテにポンポンと押していくのを見て「楽しそうだなあ」と思っていました。なんなら、いい大人になった今現在でさえ楽しそうだなあと思います。

そんな憧れもあってか、自分だけのオリジナルスタンプというのも追い風になって家計管理スタンプを作成し、最近また種類を増やしております。
以前は紙の箱にスタンプを収納していたのですが、増田桐箱店さんで購入した桐箱に何の気なしにスタンプを入れてみたら、ちょうどぴったりお誂えサイズなんですけど!!とテンションが爆上がりして、いまは桐箱に収まっております。

我が家では毎月1日に、今現在持っているお金を1円単位まで数えるというルーティーンをしています。銀行口座から株などの資産、確定拠出年金の金額、手持ち現金まで。
この管理方法は林總さんという方の「正しい家計管理」という本を読んで以来実践している方法です。

とてもざっくりというと、家計というのは絶対につぶれてはいけない会社のようなものなので、なんとなく使うのではなく会社の金銭管理をしているかの如くキッチリと扱いましょう、という感じです。
どんぶり勘定でまったく貯金がたまらなかったころと比べると、貯蓄をできる体質に変わってきたので、わたしには合っていたかなと思います。

本の帯に「どんぶり勘定は低収入より、恐ろしい」とありますが、まさにその通りで、夫婦共働きで稼いでいるし余った分を貯金すればいいやという感じで使っていると、どういうわけか余らないんですよね。余らない=それだけ使っているという紛れもない事実なのですが、そんなに散財した記憶も無ければお金を使っているにも拘らずその対価であるはずの満足感も覚えていないところが恐ろしいところです。
「あんな楽しいことをしたし、こんなおいしいものを食べたから、そりゃあお金も使ったけど幸せ~」
という満足感があればまだしも
「え?なんもしてないのにお金無いんですけど。」
という日々の意識していないチリツモ出費による散財は恐ろしゅうございます。

そんな「え?なんもしてないのにお金無いんですけど」を経験して、正しい家計管理を勉強して先取り貯金が出来るようになって、どんぶりではなく用途によってお金をいろんなサイズの小鉢に分けるようになって、決まった予算でやりくりするというのが身についてきた感じです。
一度身についてしまえば、もうあのどんぶり勘定に戻ることは無いと思われるので、あとは毎月1回このスタンプを家計ノートにせっせと押していけば大丈夫だと自負しております。

以前はモナ・リザノートを使っていて、今のナポレオンノートで2冊目。
ナポレオンノートのストックがあと2冊あり、ノート1冊で5年分の家計が書き込めるのであと10年以上はわたしの家計管理はこのシステムなのではないでしょうか。

今日は4月1日なので、さっそく家計管理デーです、なこの1品。
今日もこのコに首ったけ。

次回のこの1品は「茶筒」です。
また次回。

skatazke(スカタズケ)暮らしをちょっと豊かに - にほんブログ村


bookmark_borderKINTOのドリップポット

今日のこの1品。
KINTOのドリップポットです。

キントーさんは滋賀県彦根市にある創業50年近い会社だそうです。
わたしたちが最初にキントー製品を購入したのがティーポットかコーヒーサーバーだったので、コーヒーとかお茶関連の会社というイメージでしたが、それ以外にも土鍋や花器やソープディスペンサーなどもあって、しかも日本だけでなく世界的に展開していている会社さんでした。
ホームページを見てみたら、インテリアアクセサリなるカテゴリーの中にアロマオイルウォーマーという気になるものを見つけてしまいました。
なんだコレかわいいな、おい。
これは、KINTOおススメですので是非ご覧くださいね、と紹介しておきながら自分が策に溺れるパターンのやつや。

https://kinto.co.jp/

じっくり見たら素敵なものがいっぱいで危ない危ない。

我が家のコーヒーセットの中でドリップポット、コーヒーサーバー、コーヒーメジャースプーンがキントーさんですね。
どうせだったら、ブリューワー?もキントーさんにしてしまうのもアリじゃないの?と悪魔が耳元でささやいておりますが、シカトして今のものを大事に使わせていただきます。

ホームページを見てみたところ、キントーという社名の由来がちょっと見つからなかったのですが、そういえばトヨタの車のサブスクもKINTOでしたね、と思って見てみたらトヨタのサブスクのキントは筋斗雲からきているそうです。
簡単に車を持つことが出来て、乗り換えも出来て、不要になったら返却できるということから必要な時にすぐ現れ移動できる筋斗雲のように使ってもらいたいと名づけられたそうです。

と、由来の逸話好きにより話がそれましたが、ドリップポットのキントーさんの製品は「使い心地」と「佇まい」の調和を大切にしているそうで、このドリップポットもまさにそうだなと思います。
普通っぽいんですけど、このシンプルな普通っぽさというのがデザインすると意外と難しいところなのだと思います。
ボディのシェイプとかハンドルの角度とか蓋のくぼみとか。
奇をてらったデザインにすると「使い心地」が置いてきぼりになりそうですし、「使い心地」だけに特化すると文化的な「佇まい」の良さは関係なくなってしまいそうなので、まさに「使い心地」と「佇まい」のちょうどバランスの良いところをとっているなと思います。

ちょうど良いバランス、うん。
もしかしたら。
もしかしたらですけれども。
バランスというのがこの世の真理なのかもしれませんよってに。

バランスとは釣り合いとか均衡とかいう意味ですけれども、言わばヤジロベーですよね。ヤジロベーは左右均等な重さをつけているのでバランスが保たれますが、あとはシーソーとかね。体重差がある人が左右に乗っても体重が重い人が支店に近づくほど均衡が保たれます。

我が家の家計ヤジロベーは2019年までは妻の使い込みの方が多く、ヤジロベーがだいぶ傾いておりましたが、妻の使い込みが減り夫の使い込みがやや増えたことで家計ヤジロベーが均衡を保っているかと思われます。
このまま釣り合い均衡調和を保って絶妙なバランスで生きていきたいと思います、なこの1品。
今日もこのコに首ったけ。

次回のこの1品は「家計ハンコ」です。
また次回。

skatazke(スカタズケ)暮らしをちょっと豊かに - にほんブログ村