bookmark_border長谷川まみさんのカトラリー

今日のこの1品。
長谷川まみさんのカトラリーです。

はじめまして、の長谷川まみさん。金工作家さんだそうです。

いきなり余談ですが、わたしは「まみ」という名前に弱いのかもしれません。
思い返してみれば、始まりはクリィミーマミ。
パンプルピンプルパムポップン!
からのー。
エスパー魔美。
魔美がテレポーテーションの時に使う、仁丹が入ったハート形のブローチを模したフリスク入れを藤子不二雄ミュージアムで見つけて感激して購入。
からのー。
専門学校時代の友人の真実。

有名まみ2名に紛れて個人的に好きなまみが1名混じっておりますが、まみ、に悪い人はいないと言っていいでしょう。
余談終わり。

そんな長谷川まみさんのカトラリーは、うつわ屋さん&カフェのお店を訪れた際に購入しました。

http://yabedesign.com/yaichi/gallery/mami_hasegawa.html

もともとこちらのお店のHPを見ていて、「ま」と刻印されている銀のさじを見てグッときていました。
まみさんの「ま」だと思うんですが、この刻印された「ま」の字体がとてもタイプなのです。
銀のさじやミルクピッチャーの裏側などに入っている「ま」の刻印が、とても自然で美しくて凛としていて、平仮名一文字だけなのにデザインされたロゴのように見えます。

なんとも美しや、と思いましたが我が家にはまだ早いというか、使いこなせる自信がなかったのですが、実物は見てみたいなあと思ってこちらのお店に赴きました。
カフェもあるので、ランチとスイーツを注文し、ふらふらと器が並んでいる場所に近づいて、やっぱり素敵だわ・・と眺めていたところ、こちらのカトラリーが目に入りました。

これまた美しい。

そしてわたしの好きなステンレス製。

ほう、燕市の職人さんが作っておられる。

いったん落ち着こう。

到着したナポリタンを食べて、チーズケーキを食べて、と。

どれどれ、もう一度見てみよう。

やっぱりええやないかい。

今あるデビットメラーのカトラリーも男前なドイツっぽい無骨さも気に入っているのだけど・・

この曲線の美しさと、いい意味でステンレスっぽくなく銀のカトラリーにありそうなデザイン、それでいて銀のカトラリーにありがちな文様とかが一切なく、デコラティブじゃない引き算の洗練された良さ、買いでしょ!

という流れで買いました。

わたしはアパレルで働いていた経験があり、そこでお客様が購入に至るまでの心の動きというのを習ったのですが、まさにこれが当てはまります。

①認知→②興味→③欲求→④動機→⑤行動というパターンです。

心の動きなので、実際に口に出して言うわけではないですが(言う人ももちろんいますが)脳内セリフをつけるとすると
①あ!春の新作出てる
②この服可愛いなぁ、ちょっと試着してみようかな
③えー!着てみたらめっちゃ可愛い~!欲しい!
④来週デートだから春っぽくてかわいい服がちょうど欲しかったんだよね~
⑤うん、これにしよ!
という感じです。

店員さんはこの流れを意識してうまい具合に合いの手やら一押しするワードなどを入れております。
店員さんに話しかけられるのが苦手な方も多いと思いますが、自分とフィーリングの合う店員さんだと、買い物が楽しくなって、すごく満足感を得られると思います。

こちらのお店では、カトラリーを見ている間、いい意味で放っておいてくれたので、店員さんの合いの手無しの一人芝居で完結して購入しました。

このカトラリーはとても品があって、立ち居振る舞いも変わりそうな感じがあります。このシリーズは、中世ヨーロッパの貴族のお抱え職人が手作りしていたカトラリーにインスピレーションを得たアーサーシリーズというもののようです。
今までは、日常生活の中でナイフを使って食事をするという場面がほぼ無かったのですが、このナイフがあるとデザートを食べる時にいい感じです。
今までは、タルト系のケーキを買った時にフォークだけで食べると固いタルト部分になかなかフォークが入らずに力を入れて、そのままの力でタルト部分を超えて皿にフォークがカツン!つって当たったりするもんで、皿が割れそうで怖いと思っていましたが、こちらのナイフを使えばそんな心配はご無用。
品よく、スッと切ってお口に運べます。
タルトも暴れず、お皿も割れず、心なしか背筋も伸びて、姿勢よく優雅なティータイムを演出することが出来てとても良い買い物をしたと思いました。
もともと購入するときは
(ナイフかぁ、使うかなぁ?スプーンとフォークだけでいいか・・)
と思ったりもしましたが、ナイフがあることで生活の質が上がったように感じたので、ナイフありきでおススメしたい長谷川まみさんのカトラリーです。

ホットケーキを食べる時にもいいよね、なこの1品。
今日もこのコに首ったけ。

次回のこの1品は「計量カップ」です。
また次回。

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bookmark_border増田桐箱店のパン保存箱

今日のこの1品。
増田桐箱店のパン保存箱です。

以前ご紹介したマスク箱と同じ増田桐箱店さんのパン保存箱。

http://www.kiribako.jp/

パンの持ちがいいような気がします。
なぜなら賞味期限が5日くらい過ぎたパンが何ともなかったからです。

年末にパンを買って、残った分を明日食べようと思ってパン保存箱に入れておいたんです。
いいのか悪いのか、見た目がかくれてしまったことと、師も走る年末の慌ただしさで、そのまま忘れてしまったんです。
そして年始に新たなパンを買ったんです。
パンの福袋みたいないろいろ入ってて楽しめるやつ買ったんです。
結構いっぱい入ってるーなんつって、今日食べる分をセレクトしたんです。
そんで、残った分をしまおうと思ってパントリーにあったパン保存箱を持ち上げたんです。
桐なのでとても軽いはずなんですけど、空じゃない重みを感じたんです。
嫌な予感がしたんです。
開けてみたんです。
年末に買ったパンが出てきたんです。
やべっと思ったんです。
その時点で1月3日だったんです。
たぶん、年末に買ったのって28日だったと思うんです。
一週間経ってるんです。
しかも食パンではないんです。
メープルとか練りこまれてる系の甘いパンなんです。
ぜってぇカビてるやないかい、と思ったんです。
恐る恐る見たんです。
見た目カビてないんです。
匂い嗅いだんです。
うまそうなんです。
食べてみたんです。
うまいんです。

このパンはパン屋さんで買ったものだったので、そんなに保存料が入っている感じでもないし、まあ冬で気温が低いのと乾燥していたこともあるんでしょうが、この一件で桐のパン箱ってちょっとすごいかもしれない、と思いました。
夏休みの自由研究よろしく、桐のパン箱に入れたパンと、何にも入れずに置いておいたパン、カビが出てくるスピードとかを調べたくなりました。
パン、普通に食べたいし、やりませんけどね。
パンをパン箱にしまって忘れてしまわないかたにはおススメの品となっております。

ところで、ふつうはパンってどこにしまうものなんでしょうね。
わたしは今までは冷蔵庫の中にしまってしまうタイプだったのですが、パンはレンチンもしくはそのまま食べる派の夫が冷蔵庫にしまうと固くなるからしまわないで、と申しております。
わたしはトースト派なので、冷蔵庫にしまっても焼いてしまえば大差ないような気がしています。
冷凍、という手もありますよね。
今はパンのサブスクとかもありますけれど、そういったものも冷凍して届いて1か月くらいもちますよ、っていうことらしいです。
冷凍すると、焼きたてのおいしさがそのまま味わえるようで。
するってーと、だな。
パン保存箱にしまうより冷凍した方がいいんじゃね?ということになりませんでしょうか。

でもわたしは知っています。
家庭用冷蔵庫の冷凍室は比較的いつも満杯であることを。

わたしは冷蔵室はガラガラであることが多いのですが、冷凍室は結構詰まっています。
野菜類を切って冷凍してあるものが多いせいです、たぶん。
大根やニンジン、きのこ類、ネギや葉物野菜、などなどいろんな野菜がカットして冷凍されています。
そうすると、味噌汁を作るときにすごく便利なんですよね。

それと、冷凍うどん、冷凍餃子、冷凍ご飯、冷凍肉などなどが入っているため、かさばるパンの居場所が我が冷凍室にはなさそうです。

というわけでパン屋さんに行って2,3日分くらいのパンを買ってくる、という場合にパン保存箱はとても良いかと思います。

ふたを開けるとこんな感じでタネも仕掛けもない桐箱です。
わたしが持っているのは1.5斤用のサイズですが、2斤用のサイズもあるようです。

パン保存箱に入っているパンが今日のランチ、なこの1品。
今日もこのコに首ったけ。

次回のこの1品は「カトラリー」です。
また次回。

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bookmark_border益子焼の豆皿

今日のこの1品。
益子焼の豆皿です。

たしか小学生の頃、社会科見学だったか遠足だったかで益子に行っているような気がするので、益子焼って一番初めに覚えた焼き物だったと思うのですが、どんなのが益子焼かと言われるとよく分かりませんでした。

小鹿田焼きだったら飛び鉋とか、やちむんだったらこんな色でこんな模様というイメージがあるのですが、益子焼って「これぞ益子焼」というイメージしやすい色や柄が無いような気がします。
あえて言うなら峠の釜めしの容器かなと思ってWikipediaを見てみると
・砂気の多いゴツゴツとした土の質感をもつ。
・重厚な色合いとぼってりとした肌触りに特徴がある。
とあります。
ふむふむ、確かにザラザラした焼き物というざっくりとしたイメージは持っていて、なるほど、こちらの豆皿も砂っぽくてぽってりしている。

ちなみにこういった焼き物の産地の違いとかもAIに覚えさせれば判別できるんですかね。
先日、ネットで買い物するときに「わたしはコンピュータではありません」というのを証明するため、以下の枠内から信号機を選べ、とか、横断歩道を選べといった問に答えていたのですが、この信号機の端っこが見切れている枠は信号機として選んだ方がいいのか選ばないほうがいいのかよく分からん、となった結果、ことごとく間違えていたのか、かなり念入りに問われました。
あれで人間を証明できなくなる日が来そうでリトルビット空恐ろしくなりました。

こちらの豆皿は数年前に夫と益子に行き購入しました。
秋葉原から益子駅まで関東やきものライナーという高速バスが走っていて、それに乗って出かけて、到着した益子駅からはレンタサイクルに乗り換え、益子の街を疾走。電動サイクルで軽々とサイクリング出来ます。

わたしのうつわ熱が高まっていたころに、器と言えば益子焼という安易な刷り込みによる考えと、栃木は苺も美味しいよねという魅力的なプラスαもあり、さらに寝てても連れて行ってくれる高速バスがあって近すぎず遠すぎず程よい小旅行感と、知らない街を自転車で走るという爽やかさも楽しみに益子に向かいました。
ちなみに例年はゴールデンウィークと11月に陶器市が開催され、その時は約550のテントが並んで、結構な人出になるようです。
わたしたちが行った1月は街中の人出も少なめで(なぜなら寒いから)、なおかつ苺も美味しい季節なので意外とおススメです。自転車移動も苦にならない程度の街の中心のサイズ感もちょうどよいです。

苺はさておき益子への小旅行の第一の目的は器。
ザラザラした焼き物のイメージから、主に和食に合うような器を探したい、と思っていました。
イメージ的には切り干し大根とかひじき煮とかが似合う感じ。
そんな用途の豆皿や小皿、今まで家で作って食べたことは無いけど、器を手に入れれば親子丼とか作っちゃうかもれないから丼系の器も欲しいし、使うのかどうか怪しいところではあるけれど箸置きなんかもあるといいわね、と夢は膨らんでいましたが・・・。
これが意外と難しくてですね。
比較的洋モノに合うようにデザインされているものが多いのです。
ドット柄とかストライプとか、ツートンカラーとか。
洋風の料理というのは基本的にワンプレート料理が多いと思うので、小さめの皿という時点で用途は和食のような気がしますが、切り干し大根よりもウィンナーとスクランブルエッグが乗ってそうな雰囲気のデザイン。

家で言ったら新築のフローリングの部屋に小上がりの和室がくっついている感じです。
ぱっと見、洋風のデザインで仕上げてありますが、ザラザラとした土の質感とぽってりとした肌触りで伝統的な益子焼の要素は残してあります、的な。
たしかにいいとこどりで大衆受けしそうな雰囲気はありますが、わたしが求めていたのは家でいったらゴリゴリの古民家。土間と畳、みたいな昔ながらの雰囲気で、リノベーションしていたとしても経た年数を活かして歴史を感じる家です。

個人的な感覚でしかないのでこの家例えが通じるのかは難しいところで、あんたさっきから何言ってんの?的な空気も感じてはおりますが、そんなわたしが欲する古民家的な器のみを取り扱っているお店というのが意外と少なくて、あれもこれもといろいろと購入する当初の予定がこの豆皿2枚の購入と相成りました。
この2枚に関してはわりと一目ぼれでした。
色々なお店を見ながら、益子焼ってなんだかわたしの欲しているものではないかもしれないと思い始めていたのですが、こちらのお店に入ってから早い段階で目に留まりました。色のコントラストと、デザインの中の洗練さと暖かみのバランスが好きです。

結果的に購入したのはこの豆皿2枚でしたが、こちらのお店は小上がり和室ではなく古民家的品ぞろえでほかの器も雰囲気が良く、次回益子に来ることがあったら訪れる店はここ一択でもいいかもしれない、と思いました。
ただ困ったことにお店の名前を一切覚えていない。
一体これを購入したお店はどこだったんだろう、と思ってさきほどグーグルアースで益子をポチポチと旅行して参りました。
まーーー、便利な世の中になったもんです。
当時自転車で疾走したイメージ、店の前に自転車を止めたときの風景、もろもろを加味したポチポチ旅行によると、100%の自信はないですが、おそらく「民芸店ましこ」さんだと思います。

マイコンピュータによる一致率は79%、なこの1品。
今日もこのコに首ったけ。

次回のこの1品は「パン保存箱」です。
また次回。

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bookmark_borderアスト株式会社のティッシュペーパー

今日のこの1品。
アスト株式会社のティッシュペーパーです。

すっきりとしたパッケージのこちらのティッシュペーパー。
パッケージデザインが好みでないと気になってしまう質なのですが、こちらはシンプルでとても良いです。

真っ白のパッケージかと思いきや、横から見るとてんとう虫のマークがついています。真っ白のほうがなお良い感じはしますが、ワンポイントでそこまで目立たないのでこれはこれで、というところです。
なぜ、ワンポイントがてんとう虫なのかは定かではありませんが、てんとう虫は各国で「神の使い」と言われているらしいので、神と紙を掛けたのでしょうか。
というわけで我が家にストックされておりますティッシュペーパーは、「紙の使い」です。知らんけど。

こちらのティッシュペーパーも例のごとく年買いをした品です。
年買いに関しては、kindleで出版していますのでよろしければご覧ください。

わたしはアレルギー性鼻炎持ちで万年鼻炎なので、いわゆるスギ花粉の季節以外もだいぶ鼻垂らしていることが多いのですが、引っ越してきてからはわりと落ち着いており、当初の予定よりもティッシュを使う量が少なかったので、2019年の年買いがまだ余っている、という状態です。
というわけで1年以上、ティッシュペーパーは買っていません。
ペーパー類は買って持って帰ってくるとなるとそこまで重くはないものの意外とかさばりますし、置くところが確保できれば、年買いおススメです。

スギ花粉のトップシーズンがそろそろやってきますが、というか、もう来てますが、今年は去年より花粉が多めらしいですね。
毎年そんなことを言っている印象ですが、去年は少なかったようなので、わたしのティッシュ使用量が例年より減ったのもそのせいもあるかもしれません。

この時期になると花粉症の方は鼻をかむ頻度が増えるので、いわゆる鼻に優しい柔らかめのティッシュを使う方も多いかと思います。
頻繁に鼻をかむようになってくると、鼻の下が赤くなったりしてしまうので、そういった柔らかいティッシュを使うのも手だとは思いますが、鼻炎歴30年越えの意味不明なプライドで通常のティッシュを使っています。

万年鼻炎となると、毎日鼻水が出て鼻をかむのが日常過ぎて、鼻からくる風邪とやらに気づけません。
それが当たり前だと思っていましたが、年に数回しか鼻をかまない、という人に以前会って衝撃を受けました。
年に数回しか鼻をかまないということは、ティッシュ一箱で1年過ごせるってことですよね?
そういう方だとやはり、鼻水が出る=風邪という認識だそうです。
自分基準で衝撃を受けていましたが、実際問題、世の中の半数以上は鼻炎ではない人の方なのでしょうから、風邪ひかない限りは鼻水出ない派の方が多数派なんでしょうね。

そうなってくると、自分で自分を褒めてあげたくなります。

自分だけでなく鼻をかまないという日が無い万年鼻炎の方々とお互い褒めあって苦労を称えたく思います。
だって。
だってですよ?
多数派の方々が鼻からくる風邪をひいて怠いという状態=万年鼻炎の方々の平常時ということを考えたら、万年鼻炎てどんだけハンデ背負ってるんだよって話です。
治ることのない風邪が続いているようなもんです。
しかも頭が痛いとかおなかが痛いとかの痛い系の疾患とは違い、鼻水くしゃみ鼻づまりというなんとも深刻さに欠けた症状であるがばっかりに、何ならちょっと汚い人みたいな目を向けられる可能性も無きにしも非ずです。
嗚呼、無情。

というわけで、万年鼻炎じゃなければ、嗅覚冴えまくりの集中力マシマシでどんな天才になっていたかしらん、と思って自分を慰めています。
万年鼻炎で天才にならなかった方のわたしの特技は、ティッシュを裂いて鼻栓を作ることです。鼻水が止まらないときは何度鼻をかんでもキリがないので、ティッシュで鼻栓を作って突っ込んでおく、という行為を繰り返してきた結果、鼻栓づくりが上手になりました。
鼻の穴の大きさも十人十色ですので個人差はあるかと思いますが、個人的にはティッシュ1枚で4つの鼻栓を作るのがちょうどよいです。
鼻栓を突っ込んでおいたところで鼻栓がすぐヒタヒタになり、また鼻をかんで新たな鼻栓を突っ込むという繰り返しなので、シンクロでつけるような鼻栓を付けたらアレルギー物質を確実にシャットアウト出来ていいのではないか、と真剣に考える今日この頃です。

鼻筋もシュッとしそうですしね、なこの1品。
今日もこのコに首ったけ。

次回のこの1品は「益子焼」です。
また次回。

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bookmark_borderCAMBROのフードストレージコンテナ

今日のこの1品。
CAMBROのフードストレージコンテナです。

フードストレージコンテナを日本語にすると食品保管容器、といったところでしょうか。
わたしはカゴや箱などの容器類が好きなのですが、いままでグッドデザインだと思った容器類はほとんど、天然素材のものでした。竹のかごとか、ざるとか、木製のもの、紙のもの。
それらを食品庫兼ストックルームであるパントリーの棚に収納して、またひとつ素敵なものが揃ったとホクホクしていました。
ちなみに家を建てたときにパントリーの棚にしまうものを考えて固定棚にしました。

上段と下段はそれぞれ高さをとってありますが、それ以外の5段は高さ22.3㎝。
そこに収まる容器をいろいろと揃えていくのがわたしの実益を兼ねた趣味のようなものです。
無印良品などで同じ大きさの容器を買いそろえてラベリングして分けて入れる、というような方法の方が見た目が揃っていてすっきりするかとは思いますが、以前から持っているお気に入りのかごや好きなデザインの容器もあるのと、これはいついつどこどこで誰と一緒に出掛けていた時に一目ぼれして買った、とか、ものを買う際のストーリーも好きなので、少しずつ買い足しています。
そしてそんなわたしの趣味の容器が並んだパントリーにこちらのプラスチック容器が仲間入りしました。
このコンテナにはいろいろなサイズがあるようですが、わたしが購入したのは11.4Lというサイズだと思います。
キャンブロはアメリカの業務用テーブルウェア・厨房機器メーカーのようです。プラスチックの中でもポリカーボネートという素材でできており、とても丈夫なのが特徴で、その丈夫さがどのくらいかというと防弾ガラスに使われるくらいのレベルで丈夫ってことらしいです。
食品を保存する容器にその丈夫さが必要かどうかはさておき、このざっくりしたまさかの5L刻みの赤いメモリや正方形の形、バコッと嵌るフタの締まり具合など、どこをとっても好きな容器です。
高さ21㎝でパントリーの棚にもぴったり。ホクホク。

そんなこちらは、以前に日本橋三越にて開催されていた「おへそ的、買い物のすすめ展」に福岡のスリービーポッターズというお店が出店されていて、そこで購入しました。

http://bbbpotters-os.com/

主婦と生活社から出ている「暮らしのおへそ」という雑誌がありまして・・・、と言いますか、主婦と生活社ってすごく幅広い雑誌を出しているのですね。
週刊女性からジュノン、はたまたレオンまで主婦と生活社だったとは意外です。ピチピチのジュノンボーイからジローラモまで。ゆりかごから墓場まで連れ添ってくれそうです。

暮らしのおへそには
『習慣には、明日を変える力がある
その人だけが持つ習慣、その人の根っこをつくるもの。それを「おへそ」と名づけました。女優、料理家、デザイナー、経営者、主婦の方まで、個性豊かな方々の「暮らしのおへそ」を紹介します。』
と、あります。

https://kurashi-to-oshare.jp/oheso/

このおへそが皆さん洒落てらっしゃるんですよね。
その人だけが持つ習慣と言ったって、平日の昼間からゴロゴロ~ゴロゴロ~、テレビをつけっぱなしにしてザッピングしてます、とか、ネットサーフィンしてたら5時間経ってて面倒だから夕飯はカップラーメンにしました、みたいな生活の方は出てこないんです。
暮らしのおへそに出てくる方々はみなさん、ご自身を律して暮らしている方々です。それも、「○○でなければならない」ではなく「○○のほうが心地よいから」みたいな、たおやかさを持ち合わせている方が多いような印象です。
わたしは当時、掃除するという習慣が無く、色々なものが出しっぱなしで探し物が見つからない汚い部屋でそんな生活に憧れて、こんな生活してみたいもんだ、と思っていました。

習慣、って強いですよね。
毎日毎日続けていくのと、何にもやってこなかったものをいきなりやるのとでは全く違います。
たしか、金太郎もそんなんだった気がします。熊がまだ子熊の頃から毎日毎日背負ってトレーニングしてたから大きい熊になっても背負えるくらい力持ちになったっていう話じゃなかったでしたっけ?

現実の汚い部屋には目を逸らし、非現実的な暮らしのおへその世界観に憧れていた当時のわたしに言ってあげたいです。
いまのあなたには信じられないかもしれないけれど、10年後のあなたは、整えられた部屋で、いやたまたまじゃなくて常に整えられた部屋よ?で、自分で焙煎した豆を挽いてハンドドリップでコーヒー飲むようになってっから!進むべき方向は合ってるから未来に期待して、ぜんたーい、進め!

この容器にはそのための生豆が入っています、なこの1品。
今日もこのコに首ったけ。

次回のこの1品は「ティッシュペーパー」です。
また次回。

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bookmark_borderDAIKINの壁埋込形エアコン

今日のこの1品。
DAIKINの壁埋込形エアコンです。

我が家が家を建てたのは2019年。
夫の両親との二世帯住宅なのですが、完全分離に近いタイプの二世帯住宅なので部屋数が多めでエアコンは全部で9台ついています。常に使うところだけにしようかと思いましたが、結果的に9台すべて壁埋込形にしました。

家を建てる時に出てきたエアコンをどうするか、という問題。
わたしたちが設計をお願いした建築家さんが過去に設計した家の写真を見ていると、だいたい埋込形エアコンでした。
エアコンに注目してみていたわけではなかったのですが、エアコンが埋込形だと部屋の印象がとてもすっきりしているのです。
かと言って、初めからこの壁埋込形にしようと決め打ちしていたわけではなく、壁から出っ張っているタイプのエアコンも合わせて検討していました。
が、しかし。
年々暑くなっていっている気がするこのご時世に、エアコンは絶対的に必要だと思うのですが、いかんせん部屋の中で悪目立ちするのが気になっていました。
エアコンというものはそういうものなのでしょうがないとは思うのですが、特に最近のエアコンは前へ前へと出っ張っているものが多くて、もう少し薄いデザインのものは無いかしら?と思っていました。
もともと個人的に家電があまり好きではないのもあり、壁に突如として出っ張っているエアコンがどうしても気になる。
性能重視のエアコンだと、おそらく壁から25㎝くらい前に出っ張っているものが多いと思います。詳しいことは分かりませんが、製品上前へ前へと出っ張っている方が良いんでしょうね。
まだエアコンの形が真四角とかだったら、わたしとしてはグッドデザインでいいなと思うのですが、だいたいのエアコンは横から見るとリーゼントみたいな形をしています。
・・・どうしても気になる。
すっきりしていてわたし的グッドデザインの何かいいエアコンは無いだろうかと色々見ていくと、その中でもダイキンのリソラというシリーズは比較的薄めで真四角に近いデザインでこれならいいかもしれないと思いました。

https://www.daikinaircon.com/risora/customstyle/

ただ、真四角のデザインはほかのエアコンとは一線を画していてとても良かったのですが、色が気になります。色というか、柄というのか。
お風呂の壁とか冷蔵庫とかシステムキッチンの扉のパネルとかもそうなんですが、真っ白って意外と探すのが難しいんですよね。
真っ白と見せかけてパールホワイトだったり、細かい線がシャシャシャシャッと入っているタイプの白だったり。
メーカーとしては、たぶんキズとかが目立ちにくいとか、高級感があるとか良かれと思ってそういった白を選んでいるのだとは思います。
が、しかし。
・・・どうしても気になる。

というわけで、エアコンの機能は二の次でデザイン重視で何かと気になってしまうわたしたちのようなタイプは、やっぱりエアコンは埋込形だな、となりました。
埋込というと天井タイプか壁タイプかになるのですが、天井は天井でオフィスみたいな雰囲気になりそうだし、住宅につけるには大げさな感じもします。
となるともうこれしかありません。
妥協による消去法で決めたような感じがしますが、否、積極的消去法です。

「A君は性格いいけど見た目が嫌い、B君は性格も見た目も中の上だけどファッションセンスが嫌い、だからC君でいっか」
ではなく
「C君が好き!でもA君も性格がいいんだよな、B君の見た目も結構好みなんだよな・・。ううん、でも!わたし、やっぱりC君が好き!」
のやつです。

おやおや?
うまいこと例えるつもりが、おかしなことになりました。
A君B君C君の3人ともが自分のことを好きという前提で選んでいる、仲良くなりたくないタイプの女が2人出来上がってしまいました。
そもそも壁から出っ張ったタイプのエアコンも、ダイキンのリソラもダイキンの壁埋込形エアコンも、わたしに選んでほしいとお願いした覚えはないはずです。
わたしが部屋がすっきりして見えるこちらの壁埋込形エアコンを一方的に選んだだけなので、勘違いも甚だしいです。

ダイキン以外にも三菱やパナソニックでも壁埋込形のエアコンが出ていますが、C君、もとい、ダイキンの壁埋込形エアコンの木枠のデザインが一番すっきりしていると思います。

C君、第一印象から決めていました、なこの1品。
今日もこのコに首ったけ。

次回のこの1品は「プラスチック容器」です。
また次回。

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bookmark_borderMAISONDANDOYのスペキュロス

今日のこの1品。
MESONDANDOYのスペキュロスです。

この家の形の缶がとっても可愛くないですか?
なんとも可愛くて、缶欲しさに夫に買ってきてもらったこちらのスペキュロス。
スペキュロスとはなんぞや?という感じですが、シナモンやナツメグなどのスパイスが入ったバターたっぷりのビスケットのことをスペキュロスというそうです。
缶目当てではありましたが、歯触りがザクッとしていてシナモンの香りがしてとてもおいしいです。
初めて食べた味ではなくて、食べたことある知ってる味!と思いましたが、カルディみたいな海外の食品を取り扱っているお店などでよく見かけるロータスっていうメーカーのカラメルビスケットに似てます。あれの高級版という感じの味です。
と思ったらロータスもベルギー生まれなんですね。

http://www.lotusbakeries.jp/lineup/biscoff.html

一方、メゾンダンドワ、と読むらしいこちらのお店はベルギーのお店で1829年にブリュッセルで創業したらしいです。ロータスにが1932年創業とあったので、ロータスよりも103年も先輩になりますね。

http://www.cselect.jp/


そして創業から183年後の2012年に海外1号店として東京大丸にオープンしたそうです。
大丸東京以外はすべてベルギー国内で7店舗あるそうですが、海外1号店がなぜ日本でなぜ東京大丸だったのでしょうか。

大丸の食品部門のスイーツ担当の方がベルギーに行った際に、メゾンダンドワのクッキーを食べて感動して社長を口説き落として出店してもらったというのが「ぽい」気がします。
以前にそういうのをテレビで見たことがあるのでそれの刷り込みだと思います。スイーツ担当の社員の方が、地方のお菓子屋さんを訪ねて我が百貨店に出店してほしいと懇願している様子を見たのです。
そうじゃないとなると、メゾンダンドワ側からの要請ということになりますが、かなりの日本びいきの社長さんでもいらっしゃるんでしょうか。日本が好きで来日した際に駅直結のアクセスの良さとスイーツフロアの賑わいを見て、わが社が海外に出店するときは東京大丸しかない、とかになったんでしょうか。

それにしても日本特有なのか、海外の有名な料理とか名物を国内に持ってくる力がすごいですよね。

わたしたちが新婚旅行でフランスに行った際にモンサンミッシェルに行き、名物のふわふわオムレツを食べたのですが、そのあとに東京にこのモンサンミッシェルのふわふわオムレツ屋が出来たと知ってびっくりしました。
それも海外初出店。
もう少し近場のヨーロッパあたりから出店して攻めていった方が良い気がしますが、日本人の右に倣え的な性格も影響しているんでしょうか。
日本人のイメージですが、たぶん「これが名物」って言われたら、素直にそれを食べる人が諸外国に比べると多いのではないかなと思います。
だから、モンサンミッシェルのふわふわオムレツも日本人ツアー客がめっちゃ食うんでしょうね。
ガイドブックが教科書みたいな。
我が夫もそのタイプです、と言いたいところですが、結局のところわたしもそのタイプのようです。
以前にクロアチアに行ったときに、ニンという場所に塩田があって塩が有名という情報をガイドブックで見て、お土産の塩を求めに右に倣えと赴きました。
多分いろいろなお店でニンの塩を扱っているとは思うのですが、ガイドブックに載っていたこの塩という目的で、掲載されていた店に買いに行きました。
そして、コレだな、という塩を見つけてお土産用に購入すると店主の方が
「どうして日本人はみんなこの塩を買っていくの?」
とたいそう不思議そうにしていらっしゃいました。
まあそうなりますよね。
当時はそこまでネットの情報も多くなく、クロアチアに関してのガイドブックも少なめだったので、みんな同じガイドブック見て買いに行っていたんでしょうね。
個人旅行で行ったのに行く先々で、さっきもあの人いた、という同じ日本人にあったりしていましたから。

たまたまその店がガイドブックに載っていたばっかりに、日本で言ったら
「伯方の塩なんてその辺のスーパーで売っているのに何で外人がこんなにウチの店で買うんだろう?」
と個人商店の店主さんが不思議に思う感じに近いのでしょうか。

たぶん、ガイドブックを教科書にしてしまうのは、失敗したくないのと、マネをしておけば安心というのがある気がします。
自分の嗅覚で選んだお店が不味かったら、旅行中の貴重な食事のうちの一回を失敗とカウントすることになるけど、美味しいって言ってる人がいる所なら安心かな、っていう。
さらにお土産となると、ヘタなものを買っていくとこちらの信用問題にも関わりそうですからね。これがおいしいって人気なんだよ、って言えるものをあげた方が無難な気がします。

そこへ行くと日本に来る外国人はガイドブックなど持たずに好き勝手に自分の食べたいものを食べているイメージです。
これも「YOUは何しに日本へ?」の刷り込みですけどね。
ポッキー食べに日本に来たとか、卵焼きを食べてみたくて日本に来た、コンビニで食べたあのパンが食べたくて再来日したとか非常に個人的でニッチなニーズで来ている感じがします。
右に倣えの日本人的感覚の外国人が日本へ旅行に来たら
「スシー、テンプーラ、スキヤキー、シャブシャブー」
みたいな食事になりそうですが、ポッキー食べに日本に来た外国人がポッキー食べられた時の方が幸せな気がします。

人気のあるもの、値段の高いものを食べられればそれで幸せかというとそうでもなさそうです。
そうなってくると、ありがたがってわたしが食べたこちらのスペキュロスも、冷静に考えたらミスターイトウのチョコチップクッキーのほうが美味しいということになってしまうかもしれませんが、そういうわけでもないのです。
経験、というのもまた大事なものでもあるのです、ええ、はい。

そういうことにしておきましょう、なこの1品。
今日もこのコに首ったけ。

次回のこの1品は「エアコン」です。
また次回。

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bookmark_borderポルトガルのパン焼き器

今日のこの1品。
ポルトガルのパン焼き器です。

このパン焼き器を初めて知ったのは石黒智子さんの本だったと思います。
「わたしの台所のつくり方」という本でガス火用パン焼き器と紹介されていました。
石黒智子さんの使っているものはどれも好きなのですが、その中でもこちらのパン焼き器にはハッとしました。今までパンは機械を使って焼くものだと思っていましたが、この原始的な使い方にグッときました。
ハッとしてグッときました。
ハッとして!goodときました。
あえてトシちゃんに寄せてみました。
それはどうでもいいとして、電気を使わずにパンを焼くということ、四角い食パンを乗せるのに丸い形というところや穴の開いたデザインなど、使い方も見た目も好きなポイントがたくさんでした。

もともと実家ではパンを焼くときはトースターを使っていました。
その後一人暮らしをするタイミングで購入したのが電子レンジ+トースターのようなもの。
グリルレンジというのですかね。
オーブンレンジというのですかね。
電子レンジ機能とパンを焼くくらいしか使っていなかったので、あれがなんだったのかよく分かりません。
そんな家電に疎いわたしの何の根拠もないただの感想としては、電化製品は単機能のほうが好ましい気がします。
一台でレンジとしてもトースターとしても使えるのは省スペースで済むし便利ではあるのですが、どうも引っかかるというか違和感が拭えないのです。
例えていうなら、一台で自転車としてもバイクとしても使える二輪車、みたいな感じです。
それ一緒にする必要ある?という違和感。
二つの機能を一緒に合わせたら、置くスペースも一台分で足りるし、気分でどっちにも使えるし確かにメリットがあることは分かるのですが、バイクとして使うには華奢でスピード不足だし、自転車として使うには重たいし、みたいなどっちつかずの状態になってしまう気がします。
わたしが持っていたオーブンレンジ?もたかがパン1枚焼くにしては時間がかかっていましたし、レンジとして使う際に必要なターンテーブルをパンを焼くときには外さないといけないのも地味に面倒でした。
もう15年以上前に購入したものだったのでいまはもっと使いやすく進化しているとは思いますけどね。
でも、進化したら進化したで、それに伴うような使いこなし方が出来るとは思わなかったので、わたしが最新の調理家電を駆使して料理をすることは無いと割り切りました。

そのオーブンレンジが壊れてからはシンプルな単機能の電子レンジを購入し、しばらくは賃貸マンションのコンロに魚焼きグリルがついていたので、そこでパンを焼いていました。
トースターが無くても魚焼きグリルで十分パンが焼けるのですが、ちょっと油断するとこんがりを通り過ぎて焦げることがあるので、目を離さないことが重要です。
でもカリッとサクッと美味しいトーストが焼けたので、オーブンレンジで焼くトーストよりも好きな焼き加減でした。

そして、トースター、オーブンレンジ、魚焼きグリルと変化してきたわたしのパン焼き器の最終形態であるのがこちらです。
こちらのポルトガルのパン焼き器は、よく覗いているFOUNDMUJIさんでたまたま見つけて購入しました。ファウンドムジは、通常の無印良品とは違って、世界中で永く使われる日用品をセレクトしているお店です。

https://www.muji.net/foundmuji/

わたしは無駄なものを省いたシンプルなデザインや機能が好きな性分なので、家を建てる際にかなりシンプルなキッチンにしました。

こちらのステンレスキッチン。
シンクやコンロ下の収納の扉や引き出しが無く、コンロに魚焼きグリルも無く、オーブンや食洗器も無し。
そして電子レンジは単機能のものを置いているので、パンを焼くものがありません。
というわけで引っ越し前のタイミングでちょうど気になっていたポルトガルのパン焼き器を見つけて購入できたので、引っ越してからもっぱらこちらでパンを焼いています。

こんな焼き加減。
こちらも油断したら焦げますが、比較的早く焼けるのでそんなに目を離すほどでもないかと思います。
あと、トースターや魚焼きグリルのようないわゆる箱型のものの中に入れて焼くと視界から消えてしまうので目を離しがちですが、常に視界に入るので、その点でも焦がすことは少ないかと思います。
ちなみにとても軽いので、キッチンのコンロだと安全装置が働いて火加減が弱くなってしまうので、カセットコンロで焼いています。
お餅を焼くのにもいいですし、薄くて軽いので出したりしまったりも苦になりません。
4人家族で朝はパン派、というご家庭だとこれひとつで焼くよりも4枚一気に焼けるトースターとかのほうが断然便利だと思いますが、我が家の場合、夫がパンはレンジでチンする派なので焼くのはわたしだけ。そうするとこれがちょうどいいです。

石黒智子さん曰く湿気たクッキーやお煎餅の焼き戻しにも使えるらしいです、なこの1品。
今日もこのコに首ったけ。

次回のこの1品は「クッキー」です。
また次回。

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bookmark_borderBERRETTAのベルレッタスタイル

今日のこの1品。
BERRETTAのベルレッタスタイルです。

こちらのベルレッタというブランドの麦わら帽子を初めて知ったのは、&プレミアムの表紙でした。

2016年の8月号だと思うのですが、表紙がこちら。

この表紙を見た瞬間にブワッと虜になりました。
なんて可愛いんでしょう。
もちろん麦わら帽子が可愛いのですが、それ以外も完璧なバランス。
白いTシャツのサイズ感にリーバイスの切りっぱなしのショートパンツの色落ち加減とほつれ具合、健康的な太ももと手に持ったビーチサンダル、帽子から出ている髪の長さと質感と髪色、そこに
「シンプル、ということ」
というコピー。
全てが出来すぎていて一目ぼれでした。

この表紙からベルレッタという帽子のブランドにたどり着きはしましたが、2017年当時、基本的に常時取り扱っているショップが無く、ネットでの購入か、販売会での購入というかたちになっていました。
今までアパレルで働いてきて、購入するときは試着ありきだった私としては、帽子をネットで購入するということに対してちょっと抵抗があったので、出来れば実際の商品を見てから買いたいと思っていました。
そうなると販売会での購入になります。
この表紙を見たあとに販売会を調べたところ、確かその年の販売会は終わってしまっていたので、約1年待って翌年の販売会に赴き購入しました。

それまでにYouTubeでベルレッタチャンネルなるものを見つけて、繰り返し見て物欲を高めていたので実際に手に取れた時はとっても嬉しかったです。
ベルレッタチャンネルでは「帽子をかぶる人たち」というタイトルで帽子を購入した一般人の方が被る様子をアップしています。
わたしが購入したベルレッタスタイルという形以外にもいろいろな形があり、どれも可愛くて、しかも被っている一般人の方が撮られることに照れていてそれも含めて可愛いのです。

https://www.youtube.com/channel/UCYMjuBCllfK6h97BHgIYeuQ

実際に販売会に行ってみるとわたしよりも先に購入していた方が撮影をされていました。
そうです、ベルレッタチャンネルの撮影です。
わたしが約一年販売会を待つ間に見まくっていたベルレッタチャンネル。
一般人の購入した方がモデルとなって撮影しているので、帽子を買った方はもれなく撮影付きです。
嫌だったらたぶん断ることも出来ると思いますが、YouTubeで自分を見てみたい好奇心が勝ってわりと前向きに撮影に参加しました。
撮影すると思って来てなかったので気を抜いた髪形をしていたことを後悔しましたが、実際見て後悔したのは、気を抜いた髪形と横顔の締まりのなさでした。
横顔って普段自分で見ることが出来ないので、YouTubeで動く自分を見て、ちょっと驚きました。
もう少しあごのラインがシュッとしてると思ってこれまでの人生を生きてきちゃったよ、と思いました。
あと、手ぐしで何気なくひとつに結んだ髪形を無造作ヘアだと思って生きていましたが、動画で見たらただの疲れた人になっていました。

でもそんなただの疲れた人もベルレッタスタイルを被ったら帽子が素敵な人になることが出来ていました。
ツバのある帽子って被るのが少しハードルがありますが、ベルレッタスタイルくらいのつばの広さだと被りやすいと思います。
これよりもつばが広くなってくるといわゆる女優帽みたいになって、コスプレのようなな非現実的サイズ感になってくる心配が出てきます。
それはそれで可愛いものもあるんですけどね。
つばが広めの麦わら帽子もおススメのものがあるので、またの機会にご紹介していけたらと思います。

あとベルレッタが可愛いだけでなくおススメなのは、ゴムが付いていることです。
小学生の帽子についているようなあごの下に来る細いゴムが付いているのですが、実際は首の後ろに来るようになっているので、一見ゴムが付いているようには見えないつくりになっています。
これがあることによって安定感が増すので、見た目の可愛さと実用性のいいとこどりのデザインだと思います。

ベルレッタという響きも可愛い、なこの1品。
今日もこのコに首ったけ。

次回のこの1品は「パン焼き器」です。
また次回。

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bookmark_border官足法の足つぼマット

今日のこの1品。
官足法の足つぼマットです。

足つぼって魅力的です、とても。
足にツボが無いという考え方もあるそうですが、足にツボがあると思いたいタイプです、わたしは。
ドクターフットという足つぼマッサージに行っていたこともあるのですが、マッサージをしていただいたあと、とっても足が軽くなって、明らかにビフォーアフターが違うという感覚があるんです。
わたしは、喘息持ちで鼻炎などのアレルギーもあるので、足つぼで痛いところが気管支系とか鼻系とかだと
「イテテ!そこ気管支かぁ、やっぱりねー」
などと納得できますし、痛い部分が自分で弱い意識のない肝臓系だと
「肝臓?全然お酒飲まないんですけどねー(お酒飲まないのに肝臓が反応出るなんて、足つぼも当てにならないこともあるか)」
と思ったりすると、それに続くマッサージ師さんの言葉が
「肝臓は甘いものを多く食べる人も反応がでますよ」
だったりするもんだから、甘いもの好きのわたしはギクッとなったりしていました。

出来れば毎日でもドクターフットさんに通いたいくらいなのですが、なかなかそういうわけにもいかないので、足つぼマットを導入することにしました。
マットに乗り始めた最初の感想は
「芸人さんが足つぼマットに乗って痛がってるのってオーバーリアクションじゃなかったんだ・・」
でした。
とにかく痛くて立ってられないのです。

官足法の足つぼマット

特にこの真ん中の山になっている部分。
この上に乗って足踏みするなんて正気の沙汰ではない、と思いました。
痛くない場所を探そうにも、そんなところはあるわけがなく、全体重を乗せてこの足つぼマットに立てないので、どこかにつかまったり何かに体重をかけたりしながらようやく立てるくらいの足プルプルの小鹿状態でした。
これに20分も乗らないといけないなんて。
嘘だろう?
これに乗れる人がいるの?
つーか、こんなに痛いのに乗っていいの?
なんとかやりたくない理由を正当化したくなりましたが、4か月くらい続けると良くなってくるという言葉を信じてやり続けました。

今ちょうど半年くらいが経ちました。
この上に普通に立てる時がやってくるとはにわかに信じられませんでしたが、その日はやってきました。全く痛くなくなったという状態には程遠いですが、20分でも30分でもこの上で足踏みをしているのが苦ではなくなっているのです。というか、むしろもっと欲しがっている状態。
これで克服したと思っていましたが、このマットの上で足踏みが出来るようになるのは基本というか序の口というか、入り口に過ぎないわけで、それに続くハウツーが官足法にはあるのです。
ただ足踏みするだけではなく、1から11までの踏み順のようなものがあり、使う突起部分も決まっています。
もう足つぼマットにも慣れてきたし、踏み順通りイケるだろうと思いましたが、新鮮で強烈な痛みを感じました。
官足法を甘く見ておりました。
ちなみに官足法というのは台湾の官有謀先生という方が始めた足もみ健康法だそうです。
足裏マットはその一部で、足の甲とか足首ふくらはぎ膝裏太ももまで揉まないといけないようです。
ふくらはぎとか膝裏とか絶対痛い確信がありますので、もう少し足裏マットに慣れてからその先へと進んでいきたいと思います。

ちなみにちなみに食後1時間は消化に良くないようなので、だいたい食後1時間以上経ったころにテレビを見ながら乗ることが多いです。
床の上に常に置いておくと好きな時に乗れるのでそれも良いかと思いますが、個人的に出しっぱなしにするのが嫌なタイプなので、使い終わったら冷蔵庫のわきの隙間に立てかけています。

この足つぼマットはだいたい40×60㎝くらいあるので出しっぱなしだとそれなりに存在感がありますが、我が家では冷蔵庫と棚の隙間にぴったりと隠れてくれるので、存在感が消えて個人的には満足です。
出しっぱなしが気にならない方は、洗面所の前に置いたりして、歯磨きしながら踏み踏みしてみたりするのもいいかもしれません。

やめられない止まらない、なこの1品。
今日もこのコに首ったけ。

次回のこの1品は「麦わら帽子」です。
また次回。

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bookmark_border足立製作所のステンレスゴミ箱

今日のこの1品。
足立製作所のステンレスゴミ箱です。

このキッチンの左下に収納しているゴミ箱が足立製作所のステンレスゴミ箱です。我が家のキッチンはサンワカンパニーさんのオッソというシリーズのものなのですが、こちらのキッチンもステンレスなのでゴミ箱もステンレスのほうが統一感があるのと、空いているスペースにぴったりだったので足立製作所のステンレスゴミ箱を選びました。

2way ステンレスダストボックス14L – シンク下2分別
2way ステンレスダストボックス14L – シンク下3分別


こちらのゴミ箱は2分別タイプと3分別タイプがあり、我が家のは3分別タイプ。
可燃ゴミ、不燃ゴミ、缶ビン、と3種類に分別しています。

今まで賃貸マンションで暮らしていた時はマンション内にゴミ置き場があって、いつでもゴミ置き場に持って行けたのであんまりゴミの日を意識していませんでした。
当時住んでいた大田区では、可燃ゴミとして出せるゴミが多く、プラスチック類やビニール類も可燃ゴミ。
「なんでも出しな、俺が燃やしとくから」
と言っているようにも聞こえるその器の大きさは
「なんでも食べな、俺のおごりだから」
に通ずる頼れる気前の良い兄貴分的存在。
そんな兄貴分的存在の大田区の可燃ゴミに任せて、お菓子の袋も卵の入れ物や豆腐の入れ物などのプラスチックのパッケージも、イエス!可燃ゴミ。
一方、不燃ゴミはガラス製品や小型の家電などだったので、日常生活のなかで不燃ゴミが出ることがほとんどありません。
それ以外のペットボトルや缶ビン段ボールなどは資源ゴミで、マンション内のゴミ捨て場にそれぞれ入れる用の袋や置き場所があり、ゴミが出たときにその都度置きに行っていましたので、基本的に室内に置くゴミ箱は可燃ゴミ専用で45リットルのゴミ袋を入れて使っていました。
当時使っていたのは渡辺金属工業株式会社のオバケツというトタンのゴミ箱。

オバケツ

こちらのオバケツシリーズのゴミ箱で45Lのゴミ袋をセットできるサイズを使っていて、フタが本体に引っかけられたり細かいところも考えられていてお気に入りでした。
ちなみに錆にも強いので今は屋外にある物置でスコップ類を立てる容器として使っています。
ちなみにちなみに、わたしは子供が公園の砂場で使うようなサイズのものはシャベル、大人が足を引っかけて深く土を掘るのに使うようなサイズのものがスコップという認識だったのですが、関東と関西でこれが逆転するようですね。TBSラジオのたまむすびで言っていました。

話がそれました。
引っ越してからはゴミの分別ルールが違い、大田区の頼れる兄貴分可燃ゴミルールが使えないので、もう少し細かく分別する必要があります。
急に、良くおごってくれる兄貴分的な彼氏と別れて、なんでも割り勘な彼氏と付き合うことになりました。
可燃ゴミにプラスチック類が入るかどうかというのは、その地域のゴミ処理場の能力による、と聞いたことがあるのですが本当でしょうか。
そもそもプラスチック類が全く燃えない、燃やしてはいけないということであれば、全国共通で不燃ゴミになっていると思うのですが、プラスチック類が可燃ゴミの地域には大吉さんのような焼却炉の魔術師がいらっしゃるんでしょうか。
そう考えながらふと検索したところ、2008年から23区ではプラスチックが可燃ゴミになったようです。プラスチックを燃やすとダイオキシンなどの有害物質が出るので不燃ゴミになっていましたが、ゴミを埋め立てる最終処分場が近い将来満杯になってしまうことと、ゴミから出た有害物質で土や海を汚してしまうこと、その一方で焼却炉の性能がアップしてプラスチックを燃やしてもほとんど有害物質が出なくなったこと、という理由で可燃ゴミにしたようです。
焼却炉の魔術師がどうとか頼れる兄貴がどうとかそういう問題ではなく、とても現実的な問題にピシャリと背中を叩かれた気がしました。

すぐ出来る今夜のサステナブルデベロップメントゴールズとして、まずは夕飯の鍋に入れるニンジンを皮ごと使うことから始めようと思います、なこの1品。
今日もこのコに首ったけ。

次回のこの1品は「足つぼマット」です。
また次回。

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bookmark_border増田桐箱店のマスク箱

今日のこの1品。
増田桐箱店のマスク箱です。

マスクはもはや毎日の必需品になりましたね。
わたしはほぼ家にいる生活なのですが、家の中ではマスクしていないので、外に出る時もうっかりマスクをせずに出てしまうこともあり、そうするとノーブラで出かけてしまったような心もとない感じになります。
というわけでうっかりマスクをせずに出かけてしまった時のために、車の中にも予備のマスクを入れることでノーマスクにならずに済むようになりました。

こちらのマスク箱は福岡の増田桐箱店さんのものです。
増田桐箱店さんで有名なのは米びつですかね。我が家でも使っていますが、一合枡がフタの裏に磁石でくっつくようになっているのが考えられているなあと思います。おかげさまで使いやすく、見た目もとてもグッドデザインです。
マスク箱が出ているのは知らなかったのですが、米びつのサイズ違いも欲しいなと思ってホームページを見たところ、たまたま見つけました。
それまでは紙の貼り箱にマスクを入れていたのですが、その箱を違う用途に使いたかったので、マスク箱をおひとつ購入することにしました。

おひとつ、というのは語弊があるかもしれません。
なぜなら増田桐箱店さんのホームページを開いたその時に、福岡ソフトバンクホークスの優勝記念セールなるものが開催されていて、セールになっているものが多々あり、マスク箱以外にもいろいろ買ったからです。
こちらのマスク箱はおひとつの購入で定価でしたが、夫が書斎のデスクに書類を入れるような引き出しが欲しいと言っていて、それにぴったりの書類ケースがお安くなっていたり、日本酒を入れるようなサイズの桐箱がお安くなっていたり、魅力的なものがたくさんでした。
というか、わたしは「箱」が好きです。
箱とかカゴとか容器とか、何かをしまうものが好きで、しまいたいものがちょうどよく収まる箱や容器を見つけるととてもうれしくなります。
昨日の糸ようじ入れに綿棒がぴったり、などまさにうれしくなるやつです。
小分けフェチなのかもしれません。
なにもマスクを桐箱に入れなくても、マスク買う時にそもそも箱に入って売っているからそのまま置いておけばいいんじゃないか、入れ替えるだけ手間になるし、面倒くさいという方ももちろんいらっしゃると思いますが、わりと「面倒くさい」と感じることは人それぞれ違うんだなと思ったりします。

わたしはマスクを箱から出して違う箱にまたしまったり、たくさんあるものを小分けにして容器にしまったり、ということには面倒くささを感じないどころか趣味の一環として嬉々としてやっているフシがあるのですが、それ以外は面倒くさがりを発動することが多くあります。
料理の下ごしらえ的なのをどうにかして省こう、どうにかして洗い物を減らそう、どうにかして買い物の頻度を減らそう、など。
カレーを作る際の玉ねぎを飴色になるまで炒めるという工程も出来ることなら省きたいのですが、飴色玉ねぎに絶大な信頼を寄せている我が夫が、わたしのことを「油断すると玉ねぎを飴色にしない妻」という疑いの目で見ているので、その気配を感じると少々長めに玉ねぎを炒めることにしています。
料理好きの方からしたら、ここでしっかり玉ねぎを飴色にしておくと美味しいからやっているだけで、面倒くさいと思ったことがない、ということになるかもしれません。
料理に関して面倒くさがりなわたしとしては
「玉ねぎをみじん切りにして飴色になるまで炒めていきます」
「はい、そして飴色になったものがこちらです」
という料理番組の差し替えのごとく出来上がってほしいなと思います。

さて、こちらはマスク箱の名の通り、マスクを入れるための箱なのでぴったり収まるのがうれしいところです。
箱入りマスクの箱ごと入れることも出来るようです。

増田桐箱店のマスク箱

増田桐箱店さんはその名の通り桐を使った商品が多いと思うのですが、このマスク箱に関しては、抗菌作用のある杉、ヒノキ、モミの三種類の木材で作っているそうです。
自然素材の持つ柔らかい雰囲気と、シンプルでミニマムなデザインがとっても良いバランスです。

マスクは顔の一部です、なこの1品。
今日もこのコに首ったけ。

次回のこの1品は「ステンレスゴミ箱」です。
また次回。

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bookmark_borderjohnson’sの綿棒

今日のこの1品。
jhonson’sの綿棒です。

ふと思いましたが、こちらもSを発音しない問題が起きてますね。
ジョンソンズではなく、ジョンソン。
インスタのストーリーズもだいたいストーリーって言ってますよね。

Sを発音しない問題はさておき、ジョンソンエンドジョンソンの綿棒を紹介するにあたり、どういった歴史があるのかとホームページで見てみると、なかなか興味深い歴史が見つかりました。

ジョンソンエンドジョンソンは、もともとはジョンソンエンドジョンソンではなく「シーベリー&ジョンソン」だったのです。

ではなぜ、シーベリー&ジョンソンではなくなったのか。
簡単に言うとシーベリーとジョンソンが喧嘩したからっぽいです。

まず1861年に16歳のロバート・ジョンソン青年(ミドルネーム省略します)がペンシルバニアからニューヨークに向かうところからジョンソンエンドジョンソンは始まるようです。

ロバートジョンソン青年は伯父さんから学んだ膏薬の調剤技術を生かしてビジネスしようとして、まずとっかかりとして輸入薬のセールスマンになったそうな。
そんで28歳の時に自分と同じような性格のジョージシーベリーと出会ったんじゃ。同じような性格で意気投合したということであれば今のジョンソンエンドジョンソンは無かったかもしれんのう。ふたりの問題は同じような性格というのが「頑固で自分の我を通すタイプ」であったことなんじゃ。ぶつかることはいともたやすく想像出来そうなもんだが、どういうわけか「シーベリー&ジョンソン」でビジネスを始めちゃったらしいんだわ。ふたりとも頑固で自分の我を通すタイプだったらずっと話が平行線で交わることがないので困ったもんじゃ。そんな平行線のまま頑固な二人だけで話していてもしょうがないので、こんな時の解決策は
「俺はAがいい」
「俺は絶対Bがいい」
と交わらない二人の間に入って
「Aのこの部分とBのこの部分を取り入れたCはどうでしょう」
とバランスをとってくれる第三者が増えることだと思うのですが、この第三者がロバートジョンソンが連れてきた自分の弟二人だったということが決定打になったのか、ますますシーベリーと険悪になっちゃったようじゃ。
「じゃ」を「ぢゃ」と記すタイプの人とはわたしも交わりたくないような気がするが、勝手に一方的に「ああ、このタイプの人とは仲良くなれない」という思いは持つけど、表面上は仲良くできるタイプじゃ、わたしは。

そのあと弟たちは、機械の設計組み立て、営業と宣伝広告とそれぞれの才能をビジネスに活かすことになり、ロバートジョンソンは「以前のパートナー、シーベリーとの法律問題を片付けると起業家として会社の推進力となる」とあります。
シーベリーとの法律問題を片付ける、という表現になにやらきな臭さを感じます。
その後シーベリーはどうなったのでしょうか。
ジョンソン兄弟と分かれてシーベリーがその後立ち上げた会社が今のP&Gです、とかだったら面白いですけど、そういうことでは無いようです。

シーベリー&ジョンソンだったかもしれない並行世界ではわたしはこの綿棒を手にしていないかもしれませんが、ジョンソンエンドジョンソンになったこの世界で、わたしはこの綿棒を手にすることになりました。
以前は100均で購入したりドラッグストアで購入したりしていましたが、年買い品をピックアップしているときに、トイレットペーパーの記事でお伝えした例の「ココデカウ」というサイトでこちらの綿棒を見つけてジャケ買いしました。

ちなみにわたしは綿棒を洗面所に置いています。
洗面所に取り付けているメディシンキャビネットの真ん中の棚の緑の容器に入っています。
ちなみにちなみに綿棒の隣に置いてあるフロスは夫が使っているもので、昨日ご紹介したわたしの糸ようじはメディシンキャビネットの右サイドに入っています。

この綿棒は200本入りなのですが、この緑の容器には数十本程度しか入らないので、残りはパッケージの青い箱に入った状態になります。そのままでも良いのですが、点線に沿ってビリっと開けるタイプの箱なので、一度開けてしまうとフタが出来ないというデメリットがあり、そこで思いついたのがこちらです。

昨日のDentaltorの糸ようじの空き容器がなんと綿棒にジャストサイズ!
糸ようじが使い終わった後の第2の使い道というのはこちらのことでございました。
このまま売っていても違和感のない収まり具合でとても気持ちよかったので、一度パッケージを開けた綿棒はこちらの容器に収納してしまっています。
難点は糸ようじのパーッケージのシールがはがれないことですが、裏返してしまえば問題なしです。

わたしは自分がグッドデザインだと思うものに囲まれていたいのですが、こちらの綿棒はパッケージデザインの良さもさることながら、白地に青でジョンソンエンドジョンソンとロゴが入っている綿棒自体のデザインも好きです。
あとは使ってみて感じるのは、以前使っていた綿棒に比べると軸が丈夫。今後も使い続けていきたいデザインと使用感です。

たかが綿棒、されど綿棒なこの1品。
今日もこのコに首ったけ。

次回のこの1品は「マスク箱」です。
また次回。

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bookmark_borderDentaltorの糸ようじ

今日のこの1品。
Dentaltorの糸ようじです。

糸ようじを毎日使い始めたのはここ最近です。
以前は巻いてあるタイプのフロスを気が向いたら使う程度で、基本歯ブラシで磨くだけでした。
歯、というのは自分が気づかぬうちにだんだん動いてますよね。
それにより歯と歯の間が以前より詰まった感じがして、だんだんフロスが入りにくくなってきた場所があるなあとは思っていたのですが、ある日、歯の間に入ったフロスがにっちもさっちも動かなくなってしまいました。
その時は結局フロスがちぎれてなんとか取れたのですが、その一件があってフロスから糸ようじに乗り換えてみることにしました。
歯科衛生士さんによると、糸ようじよりもフロスのほうが歯の形に沿って使えるのと、常に新しい部分で歯垢が取れるのでおススメだそうですが、糸ようじの方が使いやすかったらそれでもいいですよ、とおっしゃっていただき、わたしは糸ようじを使っています。
そういえば、フロスを使っていた時、歯と歯の間ににグイっ↓とフロスを入れて、またグイっ↑と取ってというやり方をしていましたが、実はグイっ↓とフロスを入れたらスルスルっ→と歯の隙間から横に引くのが正しいやり方らしいです。でもそのやり方だと、常に新しい部分で歯垢が取れるというフロスのメリットに反しているような気がするのはわたしだけでしょうか。
あと、わたしは平均よりも唾液が多い方のようで、フロスをしていると唾液が出てきて、湿ったフロスを手に巻き付けるということにちょっと抵抗がある、ということも糸ようじにした理由の一つのような気がします。

今の住まいに引っ越す前は、以前住んでいた場所から近い歯医者に通っていたのと、会社の健康診断で歯科検診もあり、少なくても1年に一回は歯石取りや虫歯チェックをしていました。
健康診断の歯科検診で虫歯アリと言われなければ歯医者に行くことはないのですが、当時は会社帰りに電車のなかでほぼ毎回グミを食べていたので、高確率で虫歯が見つかっていました。健康診断で見つからなくても、グミを食べている最中にヒヤッとした歯痛を感じたり、グミを食べている最中に詰め物が取れたりして歯医者に行かざるを得なくなり治療してもらっていました。
今となってはグミを食べてなければ虫歯がかなり抑えられた気もします。

その後、健康診断で歯科検診がある会社は退職し、地元に家を建てて引っ越しました。
その間に歯が痛いということもなかったので、前回歯科検診をしてから1年と少し経っていたと思います。
そんな時に夫が歯が痛いと言い出して、歯医者に行くことになりました。地元はそこそこの田舎なので車社会なのですが、夫はペーパードライバーなので、わたしが運転して歯医者に連れていきました。
夫は初めてであるその歯医者は、わたしは地元に住んでいた時に通っていたことがあり、10年以上ぶりに訪れました。夫の治療が済むまで待っていようかと思ったのですが比較的空いてそうだったので、もし可能だったらわたしの歯石取りをお願いしたいと伝えて、やっていただけることになりました。
特に自覚症状も無かったので、虫歯が見つからなければ歯石を取ってもらって終わりというイメージでしたが、先生の口から出たのは
「歯石を取るとかいうレベルじゃないですよ」
という驚愕のお言葉。
虫歯をチェックするために撮ったレントゲンを指しながら
「ここ虫歯ね、ここの黒いのも虫歯ね、この奥歯なんて相当進行した虫歯ですよ、こっちもそう。ひどいね、コレ。ほんとに痛くないの?最後に歯医者行ったのいつ?」
という、確かにそれは歯石を取るとかいうレベルではないでしょうね、というワードのオンパレード。
夫の付き添いで来ただけであわよくば歯石取ってもらおうと思っていたわたしとしては理解が追い付かず
「えっと、1年くらい前だと思います・・」
と答えると
「えぇ?1年前だったらこの奥歯の虫歯は絶対あったはずだよ?レントゲン撮らなかった?」
という、暗にお前全然歯医者行ってなかっただろ?的な追い打ち。
すみませんが、1年ではなく1年半くらい前かもしれません、そしてその時にレントゲンを撮ったかどうか記憶にないものでそれはわたしではなく以前通っていた歯医者に聞いていただけます?と脳内でうっすら考えながら
「分かりません・・」
と答えて流されました。
思考停止に近いような状況で、そういえばここの先生だいぶSっ気が強かったんだったと思いだしたりしていました。
夫を送るついでに歯石取ってもらおうと思ってたのに、思ってたんと違う!となりましたが、とりあえず1本虫歯を治療され次回の予約をして帰りました。
もともと歯医者に行く原因となった夫の方は逆に大したことは無く、わたしの口内環境の悪化だけが露呈して納得いきませんでしたが、この口内環境を放っておくわけにもいかず、真面目に通うことにしました。

結局、相当進行した虫歯と言われたものはもう一度一緒にレントゲン写真を見ながら
「このレントゲンで見ると虫歯に見えるんだけど、自覚症状が無いということは虫歯じゃなくて以前直した虫歯の詰め物などの可能性もあるかもね。でもわたしは今まで20年くらい歯医者やっているけどこういう風にレントゲンに映る詰め物を見たことが無いので、詰め物とも断言出来ない。なんだろう?ほんとに不思議。でももし虫歯だった場合、このまま放っておくわけにはいかないので、虫歯じゃなかったらまた詰めなおしますので、一回削ってみるということでいいですか?」
とSっ気を抑えた分かりやすく納得できる説明をしてもらったので、その通りにしてもらうことにしました。

削ってみた結果、幸いにも虫歯ではなかったので一安心でしたが、まだ普通の虫歯治療があるので歯医者通いは続くことになりました。
フロスが唾液まみれになってしまうほど唾液が多めのわたしは、歯科助手さんが吸っても吸っても唾液が溜まり自分でも(ああまたツバが出てきた)と自覚しているのですが、自分で思うよりもだいぶ多めなのか
「唾液がすげぇっ」
とドS歯科医に言われる始末で、最終的に通うのがちょっと面白くなりました。

この時の、かなり進行した虫歯がある疑惑と、地味に痛いそれ以外の虫歯の治療もした結果、もう虫歯はこりごりという結論に至り、以来毎日せっせと糸ようじをしております。定期健診も3か月に一回通うことにして、出来たとしてもなるべく小さな虫歯のうちに治療するようにしています。

こちらの糸ようじはAmazonで購入しているのですが、パッケージがグッドデザインで糸ようじ自体も白でシンプルなので、気に入っています。
こちらもトイレットペーパーと同じように1年に1回まとめて購入の年買い。
そして糸ようじが使い終わったこちらの容器には実は第2の使い道があり、そちらもまたご紹介していきたいと思います。

ドS歯科医は同じ小学校の大先輩にあたります、なこの1品。
今日もこのコに首ったけ。

次回のこの1品は「綿棒」です。
また次回。

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bookmark_border穴八幡宮の福枡

今日のこの1品。
穴八幡宮の福枡です。

2021年丑年。
ですがまだネズミがおります。
例年、節分の1週間くらい前に新しい干支の福枡が販売されるようなので、丑の福枡を手に入れられるのももうそろそろでしょうか。

穴八幡宮というのは、東京は新宿早稲田にある八幡宮です。
八幡宮とか八幡様とかいろんなところで聞くけどなんだろか?と思ったら神社のくくりみたいですね。八幡神を祭神とする神社だそうです。
それで、この穴八幡宮で有名なのが一陽来復御守。別名融通御守とも言うようで、金運アップに効果ありというお守りでございます。
もともとの一陽来復の意味は、冬が終わり春が来ること、新年が来ること、悪いことが続いた後で幸運に向かうこと、陰の気がきわまって陽の気にかえる意とあります。
今まで金運アップのお守りという認識でいましたが、この一陽来復の本来の意味からすると、このご時世にぴったりのお守りのような気がしてきました。悪いことが続いた後で幸運に向かうこと、なんて、そうであってくれたらどんなに素晴らしいだろう!と思います。
信じる者は救われる、と言いますしね、いっちょ信じてみましょうか。

我が家では3年前に夫が知人から穴八幡宮の情報を聞いて、初めて穴八幡宮という神社と一陽来復御守という存在を知りました。一陽来復御守というお守りがほかのお守りと大きく違うところは、壁に貼るということと、貼る方向と日時が決まっているということ。
家の中心から見て、その年によって変わる恵方の方角に貼るのですが、冬至と大晦日と節分という一年のうち3日しか貼れないのと、さらにさらにその日になる24時ちょうどしか貼れないというルールがございます。厳密に言うと23時59分59秒から24時になる一秒の間に貼る、なんて話も聞きますが、なんと難儀な御守りでしょう。
江戸時代から続いているようですが、昔は時計も無かったので除夜の鐘を聞きながら貼ったという情報が見つかりましたが、百八つの除夜の鐘の間に貼れれば良いとかだったんですかね。それとも除夜の鐘の1発目から2発目の間に貼るとかだったんでしょうか。
ルールの変遷が気になるところです。
人間の考えることですので、江戸時代も今もさほど変わらないと思うのですが、声のでかい人=影響力のある人の意見で変わってきたのでしょうか。
今でいうインフルエンサー的な人が除夜の鐘を聞き終わるまでに貼るのではなく、日付が変わった瞬間に貼った方がご利益があったと言ってその噂が広まったとか。
それとも鐘の近くに住んでいる人が「俺んち除夜の鐘すぐ聞こえるけど、お前んち3キロも離れてるからお前んちに1発目のゴーンが聞こえるころには俺はもう御守貼り終わって余裕で2発目聞いてっから!」などといち早く一陽来復御守貼ったぜアピールとかしてきて、だれが一番早く貼れるか喧嘩した結果、一秒の間に貼らなければいけないルールになったのでしょうか。

そんな難儀な一陽来復御守ですが、一度貼ったら剝がしてはダメなんですよ。
一度剥がれてしまったら効き目が無いということのようです。
そんな我が家は壁のクロスと両面テープとの相性がすこぶる悪いようで、2020年の1年間の間にお守りがしょっちゅう落下しており、何なら一日も持たずに落ちたような気もします。ご利益カラッカラになってますが気の持ちようだから、堪忍してつかあさい、と何度も貼りなおしていいことにしています。
たぶんマネしちゃダメなやつです。
神様ご立腹かもしれません。でもそれくらいでご立腹するような器の小せぇ神様だったらこっちから願い下げです、とか思ってます。
たぶんダメなやつです。

ずっと一陽来復御守の話をしていますが、本題は福枡なのです。
福枡の存在は知らなくて、一陽来復お守りを頂きに行ったときになんだかめでたそうな枡が売ってるぞ、と見かけました。
最初に買ったのは戌年。

穴八幡宮の福枡

どなたのデザインの干支の絵なのか分かりませんが、とてもグッドデザイン。
桐の枡に赤と白と黒だけの構成でいかにも正月っぽいめでたさがあるのと、絵のデザインが変に昔っぽ過ぎず、でも変にキャラっぽくもしておらず、昔と今のエッセンスのバランスがちょうどよい絵だなと思います。戌年から3年間福枡を購入していて、なんとか干支が一周するまでは続けたいなあと思っています。

確かサイズが一合、五合、一升とあったと思うのですが、わたしが購入しているのは五合サイズだったはずです。

昨日アップした造作のソファの隣にいつも福枡が置いてあり、携帯の充電スペースになっています。

福枡に限らず干支のものってなんだか好きで、ほかにも集めている干支グッズがあるので、後々ご紹介していきたいと思っていますが、ねーうしとらうーたつみーうまひつじさるとりいぬいーという覚え方の馬以降のゴロの悪さったら無いなと思っています。

干支の順番を決める干支レースでねずみは牛の背中に乗ってズルして一位、なこの1品。
今日もこのコに首ったけ。

次回のこの1品は糸ようじです。

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